当園で生産量が一番多いのが清見タンゴールです。
甘夏やサンフルーツから改植した園地でも栽培が最も多く、その際、苗木を植え付けたのではなく、接木だったようです。
当時、改植するといえば接木でした。
接木は実を生らすことができるまで苗木に比べて時間がかからないのと、予算的にも比較にならないほど低料金だったようです。
なので、当時から接木を盛んに行っていたようですね。
その接木も年数を重ねるごとに樹勢が落ちてきています。
当園の場合、全てではないのですが、20年を過ぎたあたりから症状が出始めました。
特に症状が重いのは樹脂病を発生してしまい、実を着けることすらままならない状態に…。
このような樹脂病に対しては樹勢を良好にすることが一番の対処方法になるようです。
樹勢をよくするには先ずは根を元気にすること…。
接木の場合、台座の木が古くなると根も弱って来るので、ある程度の年数が経過すると処置できなくなります。
なので、植え替えしか方法はなさそうです。
しかし、苗木の場合は根の状態を良好にすることで回復してくる可能性があるので対策できそうですね!
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