今シーズンの清見タンゴールの着果量は全体的には多めになっています。
昨年は少なかったので、その反動だと思いますが、それでも少ない木は見事なまでに生っていません。
これまでもこの園地の清見は、若干ですが隔年の傾向にありました。
剪定の仕方が悪いのかどうなのか分かりませんが…。
2年前の台風の影響で木がダメージを受け、葉が極端に少なくなり、昨年は全く実が生らなかったんですが、今シーズンは若干ですが、上向いて来ました。
それでも葉の少ない木があり、それらは着果量が極端に減少しています。
なるべく新芽を出させるような剪定をしてきたので、その効果も少しは出ているようで、着果量の多い木はとんでもないくらいに生っています。
このような状況の中で摘果作業をしているのですが、昨年は少しでもサイズを良くしょうと早めに摘果したことで着色不良の影響が出ました。
もちろん、着色が悪かったのはそのことだけが原因ではないと思います。
昨年の秋頃は暖かく、雨の多い日が続き、結果的に着色を遅らうようです。
昨年の状況を考慮して、今シーズンは摘果のペースを遅くして後期重点摘果を実施するようにしました。
この方法だと玉太りは若干悪くなりますが、実が多いことによりストレスを与えることが出来るので着色は進むと考えています!
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