水不足の影響1

6・7月、雨量が多く各地で災害を起こしてしまうような豪雨もありました。
幸いにもここ佐田岬半島では人的な被害はなかったのですが、水の供給面において南予用水のパイプラインが土砂崩れによって破損し、応急処置をしているようです。
そんなおり、何日も続く日照りと高温…。
柑橘達の始めの頃は湿った空気の助けなどもあり、なんとか持ちこたえていたものの、さすがに今の時期まで高温状態が続いてくると影響が出始めました。

土壌が乾燥しやすい園地では葉が巻き始め、中には黄色く変色し始めたり、中には葉を落とし始める木も確認できるようになりました。
このことによって例年であれば灌水を行うのですが、南予用水のパイプラインの被害と飲料水の節水対策によって柑橘達に与えることのできる水は確保出来ない可能性が高くなっています。
そこで、当園では木に生っている実を落とすことによって木への負担を少なくする処置をとることにしました。
こうすることで木の樹勢を保とうという意図です。
先ずは明らかに樹勢が落ちてきている木を重点的に対策していくことにしました!

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