海抜が低くて日照時間も長く、清見タンゴールの栽培に適していると思う園地のひとつで、清見タンゴールの木が少しづつ枯れてきています。
といっても、ある1本の木だけなんですが…。
これの原因としてはゴマダラカミキリの食害、もしくは材質腐朽菌が侵入したものと思われます。
根元付近を確認したんですが、ゴマダラカミキリの食害による穴は見当たらなかったので、剪定などによって出来た切り口から侵入した材質腐朽菌の仕業だと思います。
前回は枯れた枝の部分だけを切って処理したのですが、その時よりも根元部分が枯れてきているので主枝の根元までさかのぼって切ってみました。
そして、切り口には処理剤を塗っておくと良いらしいのですが、このあたりの農家さんはあまりしないようです。
もしかして、この処理をしなかったために腐朽菌が侵入したのかも…。
また、木の樹勢が悪くなると菌への抵抗力がなくなり、感染しやすくなるので元気な木にしておくことが大切なようですね。
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