春先4月頃から8月頃までの間、木は勢いよく成長していきます。
柑橘の木はもちろん、周囲の雑木も同じこと…。
そのため、雑木mの手入れをする場合、この期間が最も適しているといわれています。
成長の勢いがあるということはそれだけ栄養分を必要としているということです。
なので、この時期に栄養分を絶ってしまうことで木を枯らしてしまおうというものです。
雑木が柑橘園の方に伸びて来るとたちまち日照不足に陥ります。
そうなると柑橘の木の成長に影響を与えるようになり、生産量にも響いてきます。
そこで、雑木の手入れをするのですが、相手は自然に生えている木です。
その成長は力強いものがあり、並大抵では枯れてくれません。
しかも、一気に処理してしまうと周囲への環境にも影響を与えるので徐々に処理することが大切だと考えます。
特に大きな雑木の場合、そこに何十年も生きているのでそれをなくすことが周囲に与える影響は大きいと思われます。
そのため、大きな木になるほど徐々に処理することが出来る巻枯らしがベストな方法だと思っています!
この方法だと最初は葉が枯れて落ちていき、次に小枝、さらにはお大きな枝へと枯れて行くことになります。
このようにジワジワと処理する方法が自然界においても大切だと考えます。
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