木生り完熟のサンフルーツ…。
その食味は生っている場所によって多少の違いがあります。
同じように完熟している実でも若干ですが差は出てくるものなんです。
が、これほどまでに色の違いが出ているとは…。
基本的に日当たりの良い場所に生っている果実は紅が濃く、日陰に生っているものは薄い傾向にあります。
さらに、サンフルーツは完熟してからは徐々に色が戻っていきます。
つまり、紅が薄くなってくるのですが、このように全体的にうすくなることはほとんどないと思います。
実際に食べ比べてみたのですが、食味にはほとんど違いはありませんでした。
どうやら見た目だけだったようです。
しかし、見た目は大切で、紅の濃い方が美味しそうに見えますよね!?
やはり、木の内側になっている実は摘果した方がいいようですね。
摘果の大切さを再認識した一日でした…。
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木生り完熟したサンフルーツの食味について…。
サンフルーツをこの時期まで木上で生らしておくとほとんどの果実は完熟になっています。
ここまで生らしておくと果汁が徐々に減ってきてサクッとした食感になり、とても食べやすくなります。
果汁の多いサンフルーツですが、実際に食べる時には、あまりにも果汁が多いためにかえって食べにくいことがあります。
それが解消されるので、個人的には今の食味の方が好きですね!
柑橘、とくに中晩柑の場合は木で生らした状態が長くなると果汁が減少してきて、やがてはパサパサになってしまい食味が極端に悪くなります。
このサンフルーツも例外ではなく、今の時期を過ぎるとさらに果汁が少なくなってきて、やがてはパサパサ状態になります。
こうなるとさすがに食べることはできなくなってしまいます。
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日当たりの良い場所の果実は外観が悪くなってくる!?
木生り完熟もある程度の時期が過ぎると外観が悪くなってきます。
とくに、外皮の色の紅が徐々に薄くなり始めます。
これは日当たりの良い場所の果実によくみられる症状で、中には陽のあたる部分だけが薄くなっているものもあります。
そのまま生らしておくと全体に紅が薄くなり、更には緑色に近くなってくるようになります。
実際には色が変わるくらいまで木上で生らしておくことはないのですが、今シーズンは着色が悪かったこともあり、長期間生らしておくことになりました…。
また、花の咲く頃まで生らしておくこともほとんどないのですが、このようなことはとても珍しいことです。
さらに、果汁も多く、食味が落ちない状態で今の時期まで残しておくことが出来たのも今シーズンが始めてかも…。
冬場の気温が低く、春先まで寒かったことが原因かもしれません。
まだ若干ではありますが生らしている実があります。
2・3日うちに全て収穫する予定です!
その頃には蕾も開き、サンフルーツの花も満開になっていると思います。