今日は柑橘農家は休み…。
ちょっと、お茶摘み体験イベントに参加して来ました。
天気も良く、初めてのお茶摘みはとても楽しくて、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
今回、イベントが開催された茶畑は新茶のシーズンを迎え、お茶摘み作業の真っ只中でした。
完全無農薬栽培でお茶を育てていて、その苦労は計り知れないことだと感じました。
話によると、このシーズンの新茶を取れば、次の摘み取り時期には虫が発生してくるので、茶摘みはしないとか…。
農薬を使わない代わりに収穫量が少なくなることを仕方ないと割り切っておられることに潔さを感じました。
当園では少しでも無農薬栽培に近づきたいという目標は持っていますが、色々なしがらみがある中で、実現には程遠いことだと感じています。
しかし、この潔さと強い信念を持っていればなんとかなるものなんですね…。
とりあえず出来ることから一歩づつ近づけて行くことが出来れば最高です!
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茶畑として最高の環境で育てられたお茶。
お茶の栽培に適している環境とは…。
一般的にいわれているのが、平均気温が14~16℃で、降水量が1300mm以上の場所が栽培に適しているといわれています。
また、朝に霧が発生する様は場所が敵地だともいわれていて、川の上流や中流にある場所が良いともいわれています。
また、お茶栽培の園地としては、耕土が深く養分が豊富に含まれていることが良いといわれ、さらには通気性がよく、適度な水分を保持できることが良い園地といわれています。
お茶は湿害や干害などに敏感なので、土壌の透水性や通気性、さらに保水性を兼ね備えた場所が良いともいわれています。
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摘み取り後の手もみも体験!
先ずはお茶の葉を摘み取ることから始めました。
約1kgの茶葉を目標に作業にかかりました。
新芽の三葉芯までを目安として摘み取ることとして、それ以上の葉は摘まないように心がけておくよう、注意がありました。
お茶としては葉が柔らかい方が上質なお茶になるようです。
摘み取ったあとは鉄鍋で煎る作業をして、手もみ作業へと!
ある程度熱を通すとお茶の香りがあたり一面に漂い、とても癒されました。
そして、手もみ作業ではムシロの上で作業をしたのですが、なかなか難しく苦労しました。
この煎る作業と手もみの作業によって仕上がった時の味わいが変わってくるようです。
このあとは乾燥させるのですが、時間の関係でこれは自宅に持ち帰り行うこととしました。
普段何気なく飲んでいる日本茶ですが、その製造過程を体験することで、お茶のいろはを少し理解出来たような気がしました。
とても良い体験をすることが出来ました。