今シーズンも清見タンゴールのジュースを作ることにしました。
昨年と同じように…。
当園のジュースはストレート果汁100%。
丸ごと搾るので、黒点病や擦り傷があったり着色不良だったこともあり、少し悩んでみたんですが搾ってみることにしました。
外皮が綺麗でないと雑味が残ってしまうような気がします。
それがどの程度で出てくるのかはわかりませんが、多少は影響されると思いますが、それもまたありなのかもしれません…。
清見タンゴールは後口の良い甘さが特徴です。
なので、ジュースにしても同じような味わいだと思ってしまいますが、外皮も含め丸ごと搾るのでどうしても雑味が出てきます。
そして、熱処理による殺菌作用で、多少の変化はあるようです。
いずれにせよ、搾ってみないとわかりません…。
とりあえず、出来上がりを楽しみにしたいと思います!
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黒点病がジュースに与える影響はどれくらい!?
今シーズンの清見タンゴールは黒点病の発生がひどくなってしまい、精品率も下がってしまう結果になってしまいました。
昨年、秋の雨量が多かったのと気温の高い日が続いたことで発生が多くなったのではないかと思われます。
どの程度であれば影響が出るのか…!?
例年、黒点病の発生はあります。
それがジュースにした時にどのように影響しているのかは分かりません。
それほど気にするものでもないような気もします。
実際に搾ってみてからの話になりますね…。
それと着色不良の果実に関しては多少の影響は出ると思います。
長期間の貯蔵によって多少は良くなっています。
上の画像のように、着色はしていますが、紅が薄くなっている状態です。
実際に食べてみましたが、やはり薄味で、清見タンゴール本来の食味にはなっていなかったですね!
全体からみると着色不良の果実はそれほど多くはないので、ジュースにした時に与える影響はわずかなものだと考えています。
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擦り傷の影響は大きく出そうな気がします!
ジュースに搾った時に一番影響を与えそうなのが擦り傷ではないかと思います。
生食では食べることのない外皮なので、実際にどのくらい食味が落ちるのかは分かりませんが、見るからに影響を与えそうなか感じです!
傷の大小によっても影響は違ってくると思いますが、今シーズンは台風の影響でとくに大きな傷になっている果実が多く、どのくらいの影響が出るか心配しているところです。
実際、加工場に持ち込まれる果実をみると病害虫の発生しているものやキズがあるものがメインになっています。
これは、昔からジュースに加工するのは一番出来の悪かった果実が多かった経緯があるので、その流れからだと思われます。当園では数年前まで単独でジュースに加工することはなく、必要な場合は共選から購入していました。
そのジュースに加工するであろう果実の選果では、最低ランクのものがジュースなどの加工品に当てられていました。
それを考えると今回の物でも十分イケるようにも思います。
ジュースの完成は今月中旬頃になるかと思われます。
今から楽しみですね!