地すべり対策事業を施された後のフォローはどうする!?

地すべり対策事業

ここ佐田岬半島は地すべりの多い地域です。
これは半島特有のことなのかもしれませんが、ほとんどの地域に土砂災害警戒地域として指定されたエリアがあります。
当然ですが園地も地すべりの危険がある箇所が多数あります。

当園でも数ヶ所、地すべり対策としてボーリング工事が施された所があります。
対策工事で確かに地すべりがおさまった場所もあります。
しかし、その工事後の配管のメンテナンスはどこが行うんでしょうか!?
今のところ、やりっぱなし状態で、配管の破損も多くなっています。

当園では配管が破損していてそこから水が園地内に出ている場合は応急処置をして対応しています。
しかし、水が出ていない配管はそのまま放置していますが、台風や前線の影響によって大量の雨が降ったときはそこから流れて来ます。
結局のところ、配管の破損で困ったときは自らメンテナンスしろということなんでしょうね。
素人には手に負えないケースもありますが、どうしたもんでしょう!?

 

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地すべり対策工事の効果があったケース!

ボーリング工事の配管2当園地の中でも特に地すべりが頻発していた清見園。
そこには2ヶ所で大規模なボーリング工事と数カ所の地すべり防止工事が行われました。
これは平成5年度の工事だったようですね。

その中で今でも水が流れている配管があります。
3本の配管で地下水を流しているようなのですが、今のところ3本とも流れています。
それだけ地下に水が流れているという証なんでしょう。
もしもこの場所で工事が施されていなかったら…。
きっと園地は土砂崩れが頻発しその修復に追わえていたことだろうと思います。

 

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ボーリング工事の配管が破損しているケース…。

ボーリング工事の配管1平成5年度に施工され、現在に至るまでに既に配管が破損しているケースがあちこちで目に付きます。
園地内にある箇所でも3本の配管のうち2本が継手から離れています。
この状況からして、この地盤がずれて配管を引き離したような感じになっているんだと思います。

幸いにも、これらの配管には水が流れていません。
地下水の流れが変わった可能性があります。
しかし、大雨の時には流れた形跡もあるので補修すべきだと思っているのですが…。

このように配管の破損している箇所はかなりあると想定されます。
個人の園地内もですが、農道や町道にも多数見かけます。
これらも補修しておかなくてはイケないと思うのですが、このようなケースはどうしたらいいのか…。
いずれは確認しておいたほうが良さそうですね…。

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