今シーズンの不知火の選別作業は手間が掛かります!

不知火の精品

今日は朝から雨模様の一日でした。
こんな日は倉庫内での作業がメインになります。

そういうことで、連休明けから始まる不知火の出荷の準備のため、選別作業をしました。
今回は精品と呼ばれる良質な実とそれ以外の物の選別、また、傷等による腐敗果の排除が目的です。

今シーズンは着色が不十分なものが多いので苦労してます…。
選果基準も引き下げているようですが、それでも数量がまとまらないかもしれないですね。
出荷サイドからすると何をしても手間のかかる今シーズンです!

 

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着色不良のため精品率が低下している実情…。

選別作業不知火の選別作業、先ずは果実に被せているサンテを剥がすところから始まります。
袋掛けも大変ですが、この袋はぎも手間のかかる作業です。

それが終わると選別作業に入ります。
今回は、精品と呼ばれる良質な果実と、サイズや着色不良、擦りキズなどによる規格外のものを選別します。
この時に腐敗果の処理も行っています。

例年、この時期になると着色不良の実は本当に少ないのですが、今シーズンは結構、多くなっています。
その為、出荷予定数量がまとまらない可能性も出てきました!
とりあえず、予想数量だけは確保したいですね!

 

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貯蔵して完全着色を目指します…。

精品の選別が終わると再度、選別作業を行います。
それは貯蔵することによって熟成させることが目的なのですが、今シーズンは着色を進めることも大切なポイントになって来ました。

この段階での選別はサイズ、着色、形、病害虫による被害を受けているもの等、それぞれランクによって分けていきます。
この際、いわゆる「ワケあり商品」と呼ばれるランクを設定します。

この「ワケあり商品」と呼ばれるものは、食味には問題がないものの、外観が悪かったり、サイズが規格適合しない果実のことです。
しかし、着色不良の実に関しては、食味にも影響の出る可能性がありますので注意が必要です。

通常、精品を選別する際にワケありも選果しておくのですが、今シーズンは精品の規格に適合しているものの、着色が不十分なため、別に選別して貯蔵する必要が出てきました。
いわばこれも想定外の作業で、さらに手間がかかってしまう結果に…。
不知火の着色を進めるための方法はどうすべきなのか!?
各農家さんで色々な対策をしていることでしょう!
当園でも対策は考えているので試してみたいと思います。
上手くいけば良いのですが…。

一度食べると忘れられない味わいの不知火とは…。

その独特な食感と濃厚な味わい、さらに香りの高さが人気の不知火…。

ザクッとした食感でありながらもあふれんばかりの果汁、さらに皮をむいた時に広がる独特の香りは柑橘の中でもトップクラスです!

不知火とは一般的に呼ばれているデコポンのことで、数ある柑橘の中でも人気がある品種のひとつです。

中でも、ここ佐田岬半島の宇和海側で栽培されているものは味が濃くて最高に美味しいと市場でも人気の産地のひとつです。

ここ愛媛・にしうわ産の不知火、まだ味わったことがない方、この機会にぜひお試しください!

 


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