今日は雨の一日になりました。
収穫の出来ないこんな日は選別作業です。
先日、収穫を始めたサンフルーツの選別作業をすることにしました。
で、自宅の近くにある倉庫が不知火で満杯なので、サンフルーツは山小屋に保管しています。
なので、選別作業もその山小屋でします。
電気もないので、自然の明るさを頼っての作業になりますが、これが大変でして…。
細かい部分をチェックするのに時間がかかってしまいます。
そんな状況の中、外の光を利用して今回出荷する分の選別作業を終えることが出来ました。
「ほっと一息…。」って感じですね!
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果皮の紅の濃淡を見分ける!
当園のサンフルーツ、以前から果皮の紅の濃淡が出る症状があります。
これはいわゆる「日焼け」の症状だと思われますが、はっきりとしが原因は把握していません。
はっきりとした症状の時は比較的容易に見つけることが出来ますが、濃淡が薄い時は明かりがないと分かりづらい…。
そこで外の光を頼りにするのですが、今日は雨でして、期待出来るほどの明るい空ではなかったですね。
この紅の濃淡、今回出荷するものに関してはそれほどシビヤになる必要もなかったようです。
この程度の濃淡であれば、食味にはあまり影響が無いと思うのですが…。
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着色不良の判断に迷いが…。
果実の着色状況は選別作業をする上でとても重要なポイントになってきます。
共選に出荷したあとの光センサーを使った採集チェックにおいて合格するものでないといけません。
このセンサーの判断基準が明確だといいのですが、実際にそれを自分が把握するのは難しいようですね…。
着色に関して、明確に指示が出ていれば選別作業もしやすいと思うのですが、今のところ個人で判断するほかなさそうです。
こうなってくると、経験がものをいいますよね!
実際、今回も着色の選別基準に迷ったので、何人かの先輩農家さんに尋ねてみると、皆さんそれぞれの判断基準があって、一致した人がいなかったことでも分かります…。
とりあえず、出荷を繰り返すことで自分にも把握出来てくるのだろうと思っています。
今シーズンのサンフルーツ、酸抜けはすでに良くなっていて、食味の方も問題ありません。
しかし、着色が進んでいないのが問題です。
気温が上がってくると着色不良が解消されるかもしれないですが、一気に暖かくなると腐敗してくる心配も出てきます。
自然の状況を見分けながら作業していかないと…!