今回の寒波、本当に寒くて長引いています。
今朝も若干ですが積雪があったようです。
今でも家の周辺の雪は解けていません。
柑橘園はこの場所よりは積雪が少ないところなのですが、各園の様子が気になり、午後からになりましたがちょっと見廻りに行って来ました。
その結果、やはり海抜の高い園は雪も残っていて様々な影響が出ています。
その反面、海抜の低い園は雪は解けてなくなっていますが、柑橘への影響は出ているような気がします。
一週間後、どのような結果になるのか心配ですが、様子をみるしかないですね!
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樹木への影響は目視するだけでもはっきりと確認出来ます!
積雪があって低温の状態が続く場合、様々な障害が出て来ることが考えられます。
当園において、今回の積雪・低温による影響が出ているのは樹木です。
これは目視で確認で来ます。
気になるのは葉の状態で、すでに黄色っぽくなっていて、巻いている状態になっている部分があります。
これは特に木の表側、つまり、雪が積もりやすく、寒風にさらされるところに多く見られます。
まだ、葉が枯れてしまったり落葉している状態ではないので、これからの天候次第では回復してくれると思われます!
とりあえず、今の低温の状況が改善されるとい良いのですが…。
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果実への影響はどうなのか…。
低温障害が出たとしても解りにくいのが果実です。
これは目視によって確認出来ないからで、実をカットして中身をチェックする必要があります。
しかも、それらの障害がではじめるのが約一週間後だといわれています。
その症状とは、味に苦味がでる場合と、果汁が少なくなる、いわゆる「す上がり」と呼ばれる状態になることです。
このような状況を確認するには少し時間をおいたうえで実をカットしてチェックする必要があります。
今日見廻った園の中で気になったのが、まさに今、収穫中の不知火です。
一番影響が出ていると思われる箇所の実を調べてみました。
もちろん、昨日の今日なので何ともいえませんが、若干実が柔らかくなているものがありました。
中には、指でちょっと強く抑えると凹んでしまう実がありました。
指をはなし、力を抜くと直ぐに戻ってくるので、「す上がり」の状態かどうかは断言できませんが、通常の柔らかさとは明らかに違ってきているので心配です。
さて、天気予報では明日から回復に向かい気温も少しですが上がってくるようです。
その時に木がどれだけ元気になるのか…。
期待しながら見守っていきたいと思いますね!