今シーズンの収穫もサンフルーツを残すのみとなっています。
他の作業と同時進行での収穫作業のため、なかなか終わりませんが時間をみては収穫作業に行っています。
そのサンフルーツ園、ここ数年、イノシシの食害が止まりません。
通常、イノシシはサンフルーツを好んで食べないといわれているのですが、登園では食害にあっています。
よくいわれるのは、他の柑橘がなくなった頃、サンフルーツを食べることがあるようです。
しかし、当園ではサンフルーツが黄色く色着く頃から食害にあっています。
今まで、イノシシによる食害を防ぐ方法はとってきましたが、鉄筋柵や電気柵等の設置はしていません。
他の柑橘園への電気柵の設置を優先してきたので後回しになっているのが現状です。
昨年で主だった園への設置が終了したので、このサンフルーツ園への設置の準備も進めていきたいと思います。
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毎日のように食害にあっている現実…。
当園ではサンフルーツも分割採集をしています。
なので、木の上の方や中間くらいにある実は先に収穫します。
それが終わると木の内側や下の方を収穫します。
この順番で収穫をするので、イノシシにとっては食べやすい位置にある実は最後まで残っているのです。
その結果、収穫が終わるまで食べられてしまうんです。
さらに、当園では除草剤の使用は一切していないので園内には様々な生き物がいて、イノシシの餌となるミミズ等も多く生息しています。
なので、一年中、園内に侵入して来ます。
イノシシの侵入を防ぐには、電気柵等の設置をするしか方法がないようです。
今設置しているのは青色のLEDライトで、不規則な点滅をすることでイノシシに警戒心を与えて寄せ付けないようにする物なのですが、慣れてくると効果がなくなるので一時的な効果しか期待できません。
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イノシシにとっても美味しいサンフルーツ!?
今シーズンのサンフルーツも食味は良くなってます。
例年、サンフルーツが着色する頃から試食をしているのですが、2月上旬にはすでに食べれるようになっています。
サンフルーツの食味は、食べた時に酸っぱさを感じるくらいの酸味と後口のサッパリとした甘さが特徴です。
とくに汗ばむ日が時々あるようになる4月、ちょうど今頃になると最高に美味しくなります。
これはイノシシも同じなのか、日に日に食べる量が多くなってきているようです…。
サンフルーツの食害は仕方ないとしても園内の石垣を崩してしまうので早く対策をしたいのが本音です。
早めに予算化して電気柵の設置を行いたいと思います!