今の時期に大切な作業のひとつに剪定作業があります。
柑橘達の青々として大きく茂った葉をみると、元気でいいような気がします!
自分も、元気な木は美味しい柑橘を育てるとずっと思っていました。
でも、それは本当にいいのでしょうか!?
木の中心部や根っこ、そして地面までも影にして太陽の光が当たらないようになっているんです。
中には雑草さえ生えなくなっているような園も見かけます…。
やはり、太陽の日差しは大切です。
植物だけではなく、人も動物達も元気にしてくれます。
そういったわけで、今シーズンから選定に注目していきます。
一気に作業をすることは出来ないですが、数年かけて取り組んでみたいと思っています!
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ある一冊の本と、ひとつのブログの記事がヒントに!
デコポン園での話なんですが…。
この園は海抜が低く日照時間も長い、そして風も穏やかなところです。
デコポン栽培にはチョッと日照時間が長すぎるような気はしていたんですが、ここ数年、実の熟すのが早く、JAの出荷時期まで待っていると傷みが出てしまいます。
年々出荷数も減り、おまけに酸ヌケも遅くなる傾向が出始めました。
そこで、色々と対策をしてきたんですがこれといった効果はなく…。
色々と調べているうちにあるブログを見つけました。
そこには剪定作業の意味、大切さが掲載されていました。
それがやがて、自然栽培に繋がっていくというもの…。
さらに、「自適農の無農薬栽培」という一冊の本との出会いが、これからの柑橘栽培方法についてのヒントを与えてくれました。
ちなみにこの本は創風社出版から発行されていて、著者は西山敬三氏です。
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木は一度に切らず3~5年かけて整える。
このデコポン園での剪定作業、先ずはJAの指導員の方に、来て頂き、指導してして頂きながら見本に2本剪定して頂きました。
デコポン本来の木の特徴、昨年の着果量や樹勢、今の木の状態など、知識だけでは解決出来ないことも多く、木一本を見ながらの作業は本当に参考になりました。
特に、この園の特徴などもふまえ、剪定だけではなく木を丸ごと切る間伐の必要性も指導して頂きました。
さすがに我が家のデコポン園全園をこのように作業することは難しいかもしれませんが、徐々に進めていこうかと思っています。
とりあえずは、最低限の剪定作業は終わらせておかないとイケないですけどね(笑)
なんとなく、自分なりの栽培方法を見つけたような気がします…。
そうそう!
デコポンといえば、もうそろそろデコポンも終盤になってきました!
店頭・ネット販売用の在庫も少なくなってきています。
デコポンファンのみなさん、いかがですかァ~!⇒デコポン販売サイトへ