今日は朝から雨模様の一日でした。
こんな日は倉庫内での作業がメインになります。
そういうことで、連休明けから始まる不知火の出荷の準備のため、選別作業をしました。
今回は精品と呼ばれる良質な実とそれ以外の物の選別、また、傷等による腐敗果の排除が目的です。
今シーズンは着色が不十分なものが多いので苦労してます…。
選果基準も引き下げているようですが、それでも数量がまとまらないかもしれないですね。
出荷サイドからすると何をしても手間のかかる今シーズンです!
スポンサーリンク
[ad#blog-yugiboushi-site-01]
着色不良のため精品率が低下している実情…。
不知火の選別作業、先ずは果実に被せているサンテを剥がすところから始まります。
袋掛けも大変ですが、この袋はぎも手間のかかる作業です。
それが終わると選別作業に入ります。
今回は、精品と呼ばれる良質な果実と、サイズや着色不良、擦りキズなどによる規格外のものを選別します。
この時に腐敗果の処理も行っています。
例年、この時期になると着色不良の実は本当に少ないのですが、今シーズンは結構、多くなっています。
その為、出荷予定数量がまとまらない可能性も出てきました!
とりあえず、予想数量だけは確保したいですね!
スポンサーリンク
[ad#blog-yugiboushi-site-02]
貯蔵して完全着色を目指します…。
精品の選別が終わると再度、選別作業を行います。
それは貯蔵することによって熟成させることが目的なのですが、今シーズンは着色を進めることも大切なポイントになって来ました。
この段階での選別はサイズ、着色、形、病害虫による被害を受けているもの等、それぞれランクによって分けていきます。
この際、いわゆる「ワケあり商品」と呼ばれるランクを設定します。
この「ワケあり商品」と呼ばれるものは、食味には問題がないものの、外観が悪かったり、サイズが規格適合しない果実のことです。
しかし、着色不良の実に関しては、食味にも影響の出る可能性がありますので注意が必要です。
通常、精品を選別する際にワケありも選果しておくのですが、今シーズンは精品の規格に適合しているものの、着色が不十分なため、別に選別して貯蔵する必要が出てきました。
いわばこれも想定外の作業で、さらに手間がかかってしまう結果に…。
不知火の着色を進めるための方法はどうすべきなのか!?
各農家さんで色々な対策をしていることでしょう!
当園でも対策は考えているので試してみたいと思います。
上手くいけば良いのですが…。