当園では、というより、自分個人の考えとして、柑橘は木上で完熟させたものを食べるのが一番美味しく感じると考えています。
しかし中晩柑の場合、どれでもそれが当てはまるのかといえば一概にはいえないところもあります。
それは食べころの期間が短すぎることがあります。
先日、収穫時期を逸した今津ポンカンを食べてみました。
すると果汁が少なくなってしまい、パサパサの状態に…。
実は、これまでにも数回食べてきたのですが、とても甘く食感も良かったのですが、最近の暖かさで一気に進んでしまったようです。
柑橘は熟し過ぎると果肉の栄養分を木が吸い上げるのかもしれないのですが、果汁が少なくなり味も薄れてきます。
完熟になってからこのようになるまでの期間が短く、予期できるものではありませんでした。
この急変するところが、今津ポンカンを木生り完熟させることを難しくさせているのだろうと思います。
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