刈り取った杉の葉

今日も防風垣の手入れをして来ました。
この時期になると思うのが、杉の葉の堆肥化です!

一般的に杉の葉は堆肥になりにくいといわれています。
これは針葉樹の葉は広葉樹の葉よりも腐りにくいのでこのようにいわれているのですが、全くできないワケでもなく、長い時間をかければ腐って土に返ります。
しかも、防風垣の手入れのために刈り取った杉の葉は新芽が多く、杉の葉の中では比較的柔らかい部分なので、多少は早く分解しているかもしれません。

実際、防風垣に杉を利用している農家さん達は手入れのために刈り取った杉は園地に放置しておき腐って土に返るのを待っています。
で、この腐るまでに長い時間を要してしまうので、それを短縮出来ないかと考えた結果、今のような防風垣の手入れ法になったワケです。

その方法とはいたって簡単で、毎年刈り取るのは新芽だけにし、しかも細かくすること…。
これが出来れば随分と時間の短縮になります。
なぜこれが良いのかというと、新芽は柔らかいから…。
本当にこれだけの理由なんです。

しかし、これはあくまでも杉垣の手入れをした時にでる杉の葉の処分を考えた時の話であって、杉の葉が堆肥として有効であるということには繋がらないので、ご理解下さいね!

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