ここ佐田岬半島でも蒸し暑い日が続いています…。
このような日の作業は辛いのもがありますね。
ところが、柑橘達にとって、この時期はとても重要な期間になるんです。
梅雨時期には土壌に含まれる水分量も多くなるので土壌内で分解されるのが早くなります。
そのため、肥料を与えても吸収されるのが早くなる時期でもあります。
また、この時期になると春芽の成長がひと段落するので、地中では細根の成長がピークになるといわれています。
なので、施用した成分がより早く、しかも多く木の中に取り込まれる時期でもあるのです。
吸収量が多くなると、それだけ木に良い影響を与えるように思われますが、過剰になりすぎることも考えておく必要があります。
特に植物の成長に欠かせない窒素が多くなりすぎると、果実にとってあまり好ましくないこともあります。
なので、適量であることが必須の条件になります。
人にとっては蒸し暑く大変な時期ですが、木にとってはとても重要な季節です!
適切な夏肥の施用で柑橘達を元気にしたいですね…。
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