摘果作業が本格的になって来ました。
中晩柑類もそろそろ仕上げに近い状態にもっていく農家さんも多いようです。
当園では相変わらずのスローペースで作業を進めていますが、今後の作業の流れからみると早めにしておいた方が良さそうです。
っというのも、中晩柑の場合、果実の大きさが商品価値に大きく影響を与えます。
たとえ美味しくてもサイズが小さいと規格外になり高評価を得ることは出来ません。
なので、少しでも大きくしたいという気持ちから早めに摘果しておきたいという心理が働くようです。
しかし、温州みかんにおいてはこれに当たらず、大きくすれば良いということではなさそうですね!
やはり糖度アップによる品質の良さが重視されているので、大きくさせることで糖度がのらなかったり、浮皮になったり、厚皮になってしまうことを避けることが大切です。
このようなことから摘果作業を行う場合、今の時期から粗摘果を始め、9月に入ってから仕上げ摘果を行うのが良いといわれています。
このように後期に重点的に摘果作業することで果樹に適度なストレスがかかり、結果的に美味しいみかんを作ることが出来るといいわれています。
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