不知火の着果状況

梅雨入りをまじかに控えた今日この頃…。
各柑橘の生理落果もそろそろ終盤になってきました。
この園地は海抜が高く、比較的着花量も少ない方だったのですが、生理落果もそれほど進まず、このまま残っていくのかと思ってました。
ところが、ここへ来て一気に玉を落とし、昨年に比べると少ない状況になってきました。

生理落果はその年によってバラツキはありますが、例年だと第一落果、第二落果と進むにつれて落とす量も少なくなるのが必然的のはずなのですが…。
終盤に一気に落としてしまうという現象はどういったことなんでしょうか!?
様々な気象条件も影響していることだとは思いますが、これまでになかった状況のように感じます。

結果的に考えると、昨シーズンは表年ということで着果量が多かったこともあり、その反動で少なめになったということなんだろうと思われます。
つまり、裏年ってことになりますかね…。
まだ今の段階では正確な着果量は分かりませんが、大体の感じでは昨シーズンの80%程度に落ち着いているよう思われます。

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