黒点病(果実)

果実の果皮に黒い点々が出来る黒点病…。
柑橘栽培において黒点病の発生を防ぐことは今では当たり前のようになっています。
そのための防除も定期的に行われています。

当園でもJAの指導のもと、定期的に防除を行っています。
一応、年に7~8回の防除をするのが通例になっているようですが、当園では減農薬栽培を目指していることもあり、年に4回程度実施しています。
例年であればこの程度である程度は防除できるのですが、今シーズンはあまり効果がなかったようです。
その年の気温や雨量などによって防除の効果が左右されることが多々あります。
それらの気象条件が黒点病の発生を助長したのかもしれません!

この黒点病は果実の外皮に黒い点々が出来るだけで果肉にはほとんど害がありません。
つまり、食味には影響を与えないのです。
しかし、外観が悪いと商品価値は下がります。
ここ数年のオーガニックブームによって、病害虫に対する意識も随分と変わってきたようにも思われますが、それも一部分で、実際に購入する際には外観を気にする場合が多いようです。

柑橘栽培において病害虫の防除は大切な作業のひとつであることに変わりはないようです…。

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