農作業

今シーズンの清見タンゴールは皮が薄いかな…!?

清見タンゴールの果実

今は清見タンゴールの袋(サンテ)掛け真っ只中です。
といっても、ここ数日、天気が悪かったりで園地には行ってないですが…。

ところで、今シーズンの柑橘は全体的に薄皮傾向にあるようですね。
皮が薄いということはいいことばかりではないんです!
例年、皮が薄いとこの時期に裂果の症状がみられるんですが、今シーズンはそれほどでもない状況です。
それもそのはずで、果実が割れないということは成長していないということ…。
つまり、裂果するということは中の果肉の成長に外の皮の成長が追いついていないからなんです。
それが割れないということは果肉の成長が悪いということです。
つまり小玉傾向になっているということなんです!

秋口から雨が少なく、柑橘たちにとっては劣悪な状況になっていました。
幸い枯れてしまった木は少なかったものの、果実の成長は鈍く、場所によっては全く成長していないケースも…。
さらに、雨が少ないので酸抜けも悪く、クエン酸の数値が例年より高い傾向にあります。
しかし、この園地の清見タンゴールは最近の雨で酸抜けも進み、口当たりがよくなって来ているようなので一安心といったところです!

しかし、もう少しサイズアップする必要があります。
これから来春の収穫までの間、少しは成長していってほしいんですが…。
そうはいってもこれから益々寒くなってくるので、望み薄かな・・・・・。

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杉の堆肥化について…。

刈り取った杉の葉

今日も防風垣の手入れをして来ました。
この時期になると思うのが、杉の葉の堆肥化です!

一般的に杉の葉は堆肥になりにくいといわれています。
これは針葉樹の葉は広葉樹の葉よりも腐りにくいのでこのようにいわれているのですが、全くできないワケでもなく、長い時間をかければ腐って土に返ります。
しかも、防風垣の手入れのために刈り取った杉の葉は新芽が多く、杉の葉の中では比較的柔らかい部分なので、多少は早く分解しているかもしれません。

実際、防風垣に杉を利用している農家さん達は手入れのために刈り取った杉は園地に放置しておき腐って土に返るのを待っています。
で、この腐るまでに長い時間を要してしまうので、それを短縮出来ないかと考えた結果、今のような防風垣の手入れ法になったワケです。

その方法とはいたって簡単で、毎年刈り取るのは新芽だけにし、しかも細かくすること…。
これが出来れば随分と時間の短縮になります。
なぜこれが良いのかというと、新芽は柔らかいから…。
本当にこれだけの理由なんです。

しかし、これはあくまでも杉垣の手入れをした時にでる杉の葉の処分を考えた時の話であって、杉の葉が堆肥として有効であるということには繋がらないので、ご理解下さいね!

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産直市にて温州みかんとレモンの2品種をチェック!

温州みかん

今、産直市場やホームセンター、スーパー等で賑わいを見せている柑橘といえば温州みかんです。
着色が良くなってきているのが極早生みかんですね。
このような産直市で並んでいるのは農家さんが個人単位で持ち込んだ物が多いようで、商品のパッケージにはそれぞれ産地や、生産者・販売者の氏名が明記されています。
どこの、何て名前の方が作って誰が販売しているのか分かるようになっているので、購入する側からみても安全ですよね。

実際、このような産直市に商品を並べるということは、それだけ農家さんに負担が掛かって来ているのではないかと思います。
一店舗だけの納品であれば問題ないですが、他の多くの店舗に納品するとなると、それだけでも労力が必要になり、それなりに負担になるように感じるのですが…。
それを商品価格に反映されているのであれば問題ないのですが、そうでないとするとかなりの経費負担を余儀なくされていたと思おいます…。
このような場合、やはり一農家さんが複数の店舗を掛け持ちするとなると、いかにコストを下げるかも大切になります。

産直市は新鮮でお買い得な場所として注目されています。
その期待を裏切らないよう、生産者としても努力することが大切になってきますね!

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約2ヶ月間に及ぶ防風垣の手入れの始まりです!

防風垣の手入れ1

いよいよ防風垣の手入れのシーズンに入ってきました。
ここ佐田岬半島における柑橘栽培は段々畑が大半を占めます。
その段々畑は石垣と防風垣によって整備されています。
その中で防風垣の役割は、読んで字のごとく、園内に風が吹き込むのを防ぐ目的で設置されています。

シタテ(宇和海)では特に台風などによる暴風、そしてウワテ(瀬戸内)では冬場の北西風を防ぐことを主な目的としています。
これらの風が柑橘に与える影響は大きく、実が擦れて傷ついてしまったり、木が折れてしまったり、また、塩害の防止にも効果があります。

この防風垣の手入れはその地域によって多少違っていて、当園のある宇和海側では台風シーズンが終わった今の時期から始めます。
この作業は年に一度なので、一度に切る量が多く、大変な作業になっています!

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今シーズの初実食は温州みかんでした!

温州みかんの試食

今日は温州みかんの様子をみて来ました。
当園では5本の温州みかんを育てています。
当然ですが、これだけの本数では出荷出来るワケもなく、ただ、自家消費のために植え付けたものでした。
しかし、当園の柑橘を毎年のように楽しみにされているお客様から、早い時期から食べたいという要望も多く、昨シーズンも試作品なが発送させていただきました。

温州みかんとして美味しくなるのは後5年位は必要だと思っています。
今回、実際に試食してみたんですが、やはり、木の若さが果実の食味に出ているように感じました。
とはいっても、まだまだ熟す前の段階なので、本来の食味になっているわけではないのですが…。
試食した感じは、酸味が少なく、味に深みが出ていないですね!
でも、この時点で酸味がこれほど少ないとは思っていなかったので、チョッと驚いています。

これから秋が深まって来るに連れ朝晩の冷え込みが強くなって来ると着色も進み、それと同時に食味も増して来ると思います。
今から食べころになるのが楽しみですね…。

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