今シーズンは着花量が多く、それに伴い着果量も多くなると見込まれています。
これは柑橘全体にいえることのようです。
しかし、柑橘の種類によっては隔年が多く、たくさん実を着ける木とそうでない木の差が激しいものがあります。
当園の場合、はるみがそれに当てはまり、全体的にみると着果量は多いようなのですが、木によっては全く生っていないケースもあります。
これは剪定技術によってある程度カバー出来るようなのですが、これを習得するにはまだまだのようです(笑)
そもそも柑橘の場合、着果量が多いと自ら実を落とす生理落果という現象があります。
このはるみに関しても生理落果はあるのですが、着果量の多い木は多くの実を残してしまうことがあります。
これは摘果作業によって生らす実の数を人の手によって調整します。
木自体が残そうとしている実の数とこちらの思惑が違うのが根本的な要因ですが、もう少し理想的な着果量に近づけたいと思っている今日この頃です…。
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