2025年 12月 の投稿一覧

3Dプリンターハウスという「思想ある加工場」のかたち

ー未来の名取に思いを重ねて

12月14日、3Dプリンター住宅のモデルハウスを訪ねてきました。

当園では近い将来、自分たちの加工場を持つことを一つの目標にしています。

農家として現場に立ち続ける中で、強く感じてきたことがあります。

それは、自分たちの作った農産物に、どう価値を添えて届けるのかということ。

柑橘そのものはもちろん、加工品を通しても、私たちの思想や背景、土地の物語を感じてもらうことが大切だと考えています。

だからこそ、加工場そのものも「何でもいい箱」ではなく、エシカルで、環境への負荷が少なく、思想と一体となった場所であってほしい。

そこで今回注目したのが、Lib Work Lab

3Dプリンターによる建築は、材料ロスを極力抑え、施工工程もシンプル。

環境負荷を減らしながら、これまでにない建築の可能性を示しています。

今回の訪問を通して嬉しかったのは、私たちの農業や「ねのわ」の取り組みに共感していただき、今後もつながりを持っていこうという話ができたこと。

まだ具体的な計画が決まっているわけではありません。

それでも、モデルハウスを実際に見て、触れて、空気を感じる中で、「名取にこんな加工場があったらええな」というイメージが、確かに膨らんだ一日でした。

クラウドファンディングについて

12月5日から、私たちの挑戦を支えていただくための

クラウドファンディングがスタートしています。

今すぐ加工場を建てる、という話ではありません。

けれど、バイオ炭を活かした土づくり 森・園地・人の循環 その先にある「思想ある加工と表現の場」これらを一歩ずつ形にしていくために、今、仲間になっていただけたら嬉しいと思っています。

日々の作業の積み重ねと、こうした出会いを大切にしながら、「人と自然が共に豊かに生きる社会」を、足元からつくっていきます。

引き続き、見守り、応援していただけると幸いです。

▶ クラウドファンディングはこちら↓

https://readyfor.jp/projects/nenowa

▶ 「ねのわ」の想いを伝える動画はこちら↓

エコプロ2025に参戦!

― バイオ炭で土壌を再生し、未来につなぐ農業 ―

12月9日〜12日、東京ビッグサイトで開催された「エコプロ2025」に出展してきました。

当園にとって、これほど大きな展示会への出展は今回が初めて。

正直、不安もありましたが、それ以上に「今、伝えたいことがある」という想いで臨みました。

今回の出展は、「令和7年度 愛媛県ゼロカーボン・ビジネスモデル創出事業」の委託を受けたことにより実現したものです。

テーマは、これまでやってきた“そのまま”

ブースのテーマは一貫していました。

バイオ炭で土壌を再生する 土が地球を救う ねのわが目指す「人と自然が共に豊かに生きる社会」

特別に作ったストーリーではなく、

日々、園地で実践してきたことを、

そのまま言葉と写真、実物で伝える展示にしました。

9日は会場設営、10〜12日は本番

9日は会場設営。

慣れないビッグサイトでの作業でしたが、仲間と一緒にブースを形にしていく時間は、すでにワクワクするものでした。

本番の3日間は、本当にあっという間。

午前中は小学生や中学生を中心に、午後からは企業、行政、団体、一般の方々が次々とブースを訪れてくれました。

「土って、そんな役割があるんですね」

「農業がここまで環境とつながっているとは思わなかった」

そんな言葉を何度もいただき、こちらが励まされる場面もたくさんありました。

仲間と一緒に伝えられたこと

今回の出展では、炭アドバイザーの猪谷氏、高槻バイオチャーエネルギー研究所の島田代表も駆けつけてくださり、一緒にブースを盛り上げてくれました。

同じ方向を向いた仲間と、同じ想いを言葉にできたこと。

これは何より大きな力になりました。

農業の話が、社会の話になる場所

エコプロという場に立って、改めて感じたことがあります。

土に向き合う農業は、農家だけの話ではない。

環境、地域、経済、そして未来の子どもたちへと、確実につながっていくテーマだということです。

この3日間で得た出会いや気づきは、必ず園地に持ち帰り、次の一歩につなげていきます。

そして、次の一歩へ

― クラウドファンディングのお願い ―

実は、今回エコプロでお話ししてきた「バイオ炭による土壌再生」や「ねのわの取り組み」を、さらに一歩進めるためのクラウドファンディングが12月5日からスタートしています。

このクラファンでは、園地や放置竹林・雑木林の整備で出た木々を炭にし バイオ炭として土に戻し 土壌環境を改善しながら、森や地域の再生につなげていく、そんな循環を、継続的に実践していくための基盤づくりを目指しています。

エコプロの会場で多くの方に「応援したい」「続けてほしい」と言っていただいたこの取り組みを、今度は一緒につくる形で進めていけたら嬉しいです。

▶ クラウドファンディングはこちら

https://readyfor.jp/projects/nenowa

▶ 「ねのわ」の想いを伝える動画はこちら

園地から始まった小さな実践ですが、

確実に広がりつつあります。

これからも、土と向き合い、人と自然が共に豊かに生きる農業を、一歩ずつ積み重ねていきます。

応援、どうぞよろしくお願いします。

茨城大学農学部附属国際フィールド農学センターを訪問!

2025年12月8日

当園の取り組みに共感していただき、共同研究という形で関わってくださっている茨城大学農学部 小松崎教授と、当園の園地で調査研究を行っている大学生の皆さんを訪ね、茨城へ行ってきました。

今回は、教授といつものメンバーが日々研究を重ねているフィールドを実際に案内していただき、研究の内容はもちろん、研究に向き合う姿勢や想いを直接聞くことができました。

改めて感じたのは、大学という研究機関の持つ力の大きさ。

設備やデータだけでなく、そこに集う人たちの「探究心」や「問いを立て続ける姿勢」が、とても印象的でした。

特に心に残ったのは、現場で研究に取り組む学生さんたちの姿。

土に触れ、データを取り、自分の頭で考えながら農業や環境と向き合うその姿に、こちらが学ばされることも多かったです。

当園との出会いが、彼らがこれから歩んでいく人生や研究の道の中で、少しでもプラスの経験として残ってくれたら…。

そんなことを思いながらフィールドを後にしました。

農業の現場と、研究の現場。

立場は違えど、同じ「土」を見つめ、同じ方向を向いている。

そのつながりを、これからも大切に育てていきたいと思います。

クラウドファンディングのお願い

― ねのわプロジェクト、次の一歩へ ―

12月5日より、「ねのわプロジェクト」のクラウドファンディングがスタートしました。

これまで当園では、柑橘栽培を軸に、土壌・森・地域環境と向き合いながら、バイオ炭を活用したリジェネラティブな農業に取り組んできました。

今回のクラウドファンディングは、その取り組みを一過性で終わらせず、次の世代へつないでいくための挑戦です。

耕作放棄地や放置竹林の整備、剪定枝や雑木を炭化し、土に戻す循環づくり、そして現場で得られた知見を、研究機関や次世代へ共有していくこと。

派手なことではありませんが、どれも「今やらなければ、先送りにできないこと」ばかりです。

このプロジェクトの想いや背景は、動画でも分かりやすく紹介していただいています↓

▶︎ ねのわプロジェクト紹介動画

そして、クラウドファンディングのページはこちら↓

▶︎ クラウドファンディングページ

https://readyfor.jp/projects/nenowa

ご支援はもちろん、「知ってもらう」「共有してもらう」だけでも大きな力になります。

日々の作業の積み重ねが、やがて土を変え、森を守り、地域を未来につなぐ。

そんな循環を、皆さんと一緒につくっていけたら嬉しいです。

引き続き、どうぞ応援よろしくお願いします。

日本有機農業学会に参加してきました

― 土壌と向き合ってきた実践を、研究の場で伝える ―

作業内容

12月6日・7日の二日間、日本有機農業学会に参加し、ポスター報告部門で当園の取り組みについて発表してきました。

今回は、実際の園地で継続的に行ってきた土壌調査データをもとに、草生栽培や剪定枝・バイオ炭の活用といった日々の営みが、土壌環境にどのような変化をもたらしているのかを紹介しました。

ポスター発表という形式もあり、多くの方と直接言葉を交わしながら説明できたのが印象的でした。

「実際の園地で、ここまでリアルなデータを積み上げているのは珍しい」

そんな声もいただき、これまで現場で積み重ねてきたことが、研究の場でもしっかり意味を持つのだと実感しました。

有機農業という枠組みから見ると、当園の取り組みは少し違う領域にあるのかもしれません。

けれど、土壌に目を向け、循環を意識しながら農を続けるという点では、今の農業が抱える課題と真正面から向き合っているとも感じています。

農家だけでなく、研究者や有識者の方々の考えや視点に触れられたことは、とても大きな学びになりました。

また今回、愛知県・福津農園の松澤さんとも直接お会いすることができ、農業に対する考え方や想いをじっくり伺うことができました。

立場や手法は違っても、根底にある「農とどう向き合うか」という部分で共感できる時間は、とても貴重でした。

初見・メモ

・現場発のデータは、研究の場でもしっかり響く

・「有機」かどうかよりも、「土壌をどう見ているか」が問われている

・農家が研究者と対話する場の大切さを改めて実感

・続けてきたことは、必ず次の一歩につながる

クラファンスタート&「ねのわ」動画公開のお知らせ

12月5日、ついに 新しいクラウドファンディングがスタート しました!

今回のテーマは、地域に眠る資源を「未来につながる循環」に変えていく取り組み。

それを象徴するように、同じタイミングで 「ねのわ」の紹介動画 も公開されました。

▼「ねのわ」紹介動画はこちら

映像を通して、里山の営み・名取の風景・そして“循環する暮らし”の価値がきっと伝わると思います。

そして今回のクラファンでは、

これまで積み重ねてきた 「土を育て、森を守るためのバイオ炭づくり」 をさらに前進させるためのプロジェクトを進めています。

▼クラウドファンディングページはこちら

https://readyfor.jp/projects/nenowa

地域にある木々や竹、剪定枝などを炭化し、

それをもう一度土に還す…。

シンプルだけど持続可能な循環を実現させるために、みなさんの力をお借りしたいと思っています。

名取という小さな集落で始まった取り組みですが、

未来の里山づくりの一つの形を提示できると信じています。

動画と合わせて、ぜひご覧いただけると嬉しいです。

応援、シェア、どうぞよろしくお願いいたします!