はるみ

作業日誌(ポンカン摘果玉の収穫)

2025年10月27日 晴れ 18.4℃

園地:ウマキ(太田ポンカン)

   トミノカ(はるみ)

作業内容

今日は太田ポンカンとはるみの摘果玉の収穫を実施。

道の駅で販売していた太田ポンカンの摘果玉が好評で、在庫がなくなったため、追加分を収穫することにした。

これまでポンカンの摘果玉を何かに利用することはほとんどなかったが、当園の栽培方法を伝えるための“生きた教材”としての価値を改めて感じている。

所見・メモ

摘果玉は、一般的には出荷対象外として廃棄されがちな果実だが、当園では農薬を使っていないからこそ、香り・味わいともに自然そのものの素材として利用できる。

この「摘果玉を活かす」という取り組みは、単に廃棄を減らすためではなく、リジェネラティブ農業の思想そのものでもある。

木の成長を整える摘果の工程を、そのまま“命を循環させる行為”として捉える。

その考え方が、消費者にも少しずつ届いていることが嬉しい。

作業日誌(デコポン・はるみ仕上げ摘果)

2025年10月16日 晴れ時々曇り 28.1℃

園地:午前/オチミズ(デコポン)

   午後/トミノカ(はるみ)

作業内容

午前中はオチミズ園地でデコポンの仕上げ摘果作業。

午後からはトミノカ園地に移動してはるみの摘果作業を実施。

どちらの園地も果実の肥大は順調で、特にデコポンは今のところ木の状態も良好。

一方、はるみの方はこのところの雨不足の影響で、木全体にやや元気がない様子も見られた。

一雨ほしいところ…。

所見・メモ

作業中に気になったのが、はるみの株元に見られた大量のアリの発生。

根元の穴に巣を作っているようにも見えるため、

今後は木の根の状態を確認しながら早めの対策を考えていく必要がある。

園地全体は緑が濃く、見た目には順調に見えるが、

地中の環境変化にも目を向けて管理していきたい。

作業日誌(はるみ摘果玉の乾燥準備)

2025年10月15日 晴れ 21.1℃

場所:倉庫内作業

作業内容

今日は収穫からおよそ一週間が経過したはるみの摘果玉を、乾燥させるための準備を実施。

新たに「バイオ炭」として命を吹き込むため、まずは果実を半分にカット。

その後、45℃で約30時間の乾燥工程にかける予定です。

この工程は、果実を炭化させる際の品質を安定させるための大切なステップ。

果実の水分量を適度に減らすことで、炭化の際にムラが少なく、香り成分も程よく残るようにしています。

所見・メモ

今回の取り組みは、はるみの摘果玉を資源として循環利用していく新たな試み。

これまでジュースやシロップとして活用してきた摘果玉ですが、

今回は“炭”というかたちで次のステップへ。

リジェネラティブな農の循環を、より実践的な形に進めていく第一歩です。

作業日誌(2025年10月6日)

晴れ 22.3℃

園地:午前中→トミノカ(はるみ)

   午後から→ウマキ(清見タンゴール)

午前中ははるみ、午後からは清見タンゴールで、それぞれ摘果玉の収穫作業を行いました。

はるみは道の駅向け、清見タンゴールは飲食店からの注文用。用途に応じて摘果玉の収穫を進めています。

はるみの状況

ここ数日の雨で、はるみに裂果の症状が出始めてきました。

細やかなチェックを行いながら対応を進める必要があります。裂果は果実の健康状態や天候の影響を如実に表すので、摘果のタイミングや管理方法を改めて見直すきっかけになります。

摘果玉については、昨年から道の駅やネットを通じて販売を始めていて、少しずつ認識されてきたところです。消費者に向けて「摘果玉=ただの間引きではなく、新しい価値があるもの」という意識が広がり始めています。

清見タンゴールの摘果

午後はウマキ園地にて清見タンゴールの摘果玉を収穫しました。

こちらは飲食店からの注文分。

市場や飲食店など用途別に摘果玉が流通し始めており、少しずつ販路が広がってきています。

摘果玉販売の現状と課題

昨年から本格的に消費者へアピールを始めた摘果玉。販売は順調に広がりつつあり、徐々に認知されてきました。

しかし、まだまだ認知度は低いのが現状。

単なる副産物としてではなく、食文化や循環型農業を象徴する存在として、当園の取り組みと合わせて広く伝えていく必要があります。

作業日誌|2025/09/29 トミノカ・ウマキ(曇り時々雨 25.6℃)

今日の作業

午前中:トミノカ(はるみ園) 仕上げ摘果を実施。

今シーズンから販売を開始した摘果玉の量とのバランスを見ながらの作業。

午後:ウマキ(清見タンゴール園) 改植予定エリアにて草刈りを実施。

改植は清見タンゴールから香酸柑橘への転換を検討中。品種は今後選定予定。

所見・メモ

はるみの仕上げ摘果では、販売用の摘果玉を確保しながら園地全体の樹勢や果実サイズのバランスを意識。

摘果玉の販売が始まったことで、これまでの「落とすだけ」から「資源として活かす」方向へと作業の意味合いが大きく変化。

ウマキ園では改植を見据えた下準備。気候や市場の動向を踏まえ、香酸柑橘という新しい可能性を模索している。

今後の予定

ウマキでの改植候補品種を検討・試験導入。

摘果玉販売の反応を分析し、次年度以降の販売体制を強化。

はるみ・清見両園地での仕上げ摘果を10月前半にかけて継続。