雑草

12月上旬に収穫予定の天草園の様子…。

天草の大量結果

摘果作業の終わった天草園の様子をみてきました!
防風垣として植え付けした杉の苗木も今のところ順調に育っています。
そして、摘果作業が一応終わった天草の生り具合はというと、見落としはあるもののまずまずという感じです。
で、ちょっと気になったのが雑草の種類です。

いつものようにハンズ(ヤブマオ)やハタカリ(オヒシバ)、カマツカ(ツユクサ)などは勢いよく生えていました。
これらはどの園でも見かけるのですが、ここ数年、見慣れないタイプの雑草が生えてきてるんです。
それが、この園で勢いをましています。
多分、肥料の中に種が混ざっていて、それが繁殖しているものと思われます。
ここ佐田岬半島の自然環境に適応したタイプだと厄介なことになるので、要注意なんですが…。
他の農家さんに聞いてみると除草剤をしているので見かけないそうです。

園地内の雑草処理は当園の場合、刈り取りオンリーで除草剤は一切使用しないので、このような新手の雑草の繁殖具合を注視していくことが必要ですね…。

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園地の雑草処理は終えることのない作業…。

オヒシバ

年間の作業のうち、除草作業はどれくらいしているのか…。
ザッとみても10ヶ月くらいでしょうか。
といっても毎日欠かさず行っているのではなく、色々な作業と並行しています。
除草作業をしていない期間は1月と2月の2ヶ月くらいです。

そこまで雑草を処理しても生えてくるのはどうしてなんでしょうか!?
それは一年草のように種で増えるものや、多年草のように地下茎によって増えるものなど、様々なタイプのものが園地内に生息しているからです。
なので、地上部分を刈り取ってもすぐに生えてきてしまうんです。

現実問題として除草剤を使わず刈り取ることだけでは雑草の撲滅は不可能です。
ですが、生えてくる量を少なくさせることは出来ます。
それは、花を咲かせて種になる前に刈り取ること…。
実際、とても難しいことなんですが、これを繰り返すことによって多少は減らすことにつながります。
果てることのない作業ですが、それなりに意味のあることなんです!

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雑草の中でも大きくなる厄介なヤツ!

カラスムギ

柑橘園に生えてくる雑草には様々な種類のものがあります。
その数はどれくらいあるのか…。
一度刈り取るとなかなか目立ってこないものもあるとは思いますが、雑草の場合、何度も目立って来るものがほとんどです!

この辺りで一番多いものがカマツカとハタカリと呼ばれているもの。
これらは刈り取っても直ぐに芽だって来るので本当に厄介者だと言われています。
しかし、それほど背丈は大きくならないので、まだマシな方かもしれません。

厄介なのは背丈が大きくなるタイプのものです。
若い柑橘の木だとそれらの雑草に埋もれてしまうことがあり、園内の作業にも支障が出てきます。
っというより、除草作業にも時間がかかってしまうので早めに処理することが大切です!

シーズン最初の作業はそれら背丈の高くなった雑草が多いので厄介なんです…。

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いよいよ雑草との戦いが始まりました!

チップソーの刃

今週から除草作業に入りました。
除草剤を一切使用しない、草刈り機だけをつかて作業しています。

他の作業のことを考えると、時間と労力がかかるのでデメリットの多い作業ですが、健康な土を作り、そのことによって元気な木ができる。
それがやがて安心・安全で美味しい柑橘になると信じています。
このことが何事にも代え難いメリットだと…。

それにしても雑草の生命力には脱帽の毎日です!
「どこにあんな力を持っているんだろう!?」
本当に不思議な雑草たちですが、関心している場合ではありません(笑)
毎日、草まみれになりながら格闘しています!

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