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作業日誌|2025/09/03 ニナバ・シタバタケ(晴れ 31.1℃)

今日の作業

午前:園地「ニナバ」にて下草の処理を実施。

午後:園地「シタバタケ」にて仕上げ摘果を行った。

方法

下草処理:草刈り機を用い、株元までしっかりと刈り込むことで風通しを改善。

摘果作業:結実過多の樹を中心に果実を間引き、玉太りと品質向上を目的とした。特に重なり合っている果実や、形の不揃いなものを重点的に整理。

所見・メモ

ニナバでは下草がかなり繁茂しており、処理後は樹の根元がよく見えるようになった。

炭投入後の下草繁茂との関係も観察対象になりそう。

シタバタケのデコポンは、果実の肥大が順調。

摘果した果実を確認すると糖度のりも良好で、これからの着色に期待が持てる。

摘果により枝の負担が軽減され、果実の品質に集中できる環境を整えられた。

今後の予定

下草処理後の土壌の変化(保湿性や根の伸び方)を継続観察。

摘果の効果を、今後の果実肥大や糖度データで確認。

9月中旬以降、樹勢と果実のバランスを見ながら再度確認を実施予定。

作業日誌|2025/09/02 コド・ウマキ(晴れ 30.1℃)

今日の作業

午前中:園地「コド」にて下草の処理。

午後:園地「ウマキ」にて下草の処理。

樹の株元から斜面まで広範囲にわたって草を刈り、風通しと日当たりを確保。

方法

草刈り機の刃はチプソータイプとリードタイプの2種類を使って根際は刃を入れず残す形で作業。

石垣沿いの箇所は成長点より下を丁寧に刈り取り、再度伸びてくるペースを遅くするようにした。

下草は土の表面に残し、マルチとして利用できるようにした。

所見・メモ

下草が豊かに繁茂しており、刈り取ることで土壌に光が入り風通しも改善。

株元に残した草は乾燥防止と有機物の供給に役立つと考えられる。

特に「ウマキ」では株元に太い根の張りを感じ、草の繁茂が土の保護に貢献している様子が確認できた。

今後の予定

9月中旬までに他の園地でも同様に下草処理を進める。

草の戻り具合を観察し、次回刈り取りのタイミングを見極める。

刈った草の分解と、土壌の湿度保持効果を確認する。

作業日誌|2025/09/01 ウマキ(晴れ 30℃)

今日の作業

園地「ウマキ」にてバイオ炭の投入作業を実施。

投入量は 10kg。

今回で調査エリアへのバイオ炭投入はとりあえず完了。

方法

滴下位置を基準に、穴埋め方式と地表撒き方式を併用。

穴埋めはスコップを使い、根域に近い場所へ投入。

地表撒きは下草や落ち葉と混ざる形で散布し、自然の働きに委ねた。

所見・メモ

下草が豊かに生えており、撒いた炭はすぐに覆われて流亡リスクは少ないと考えられる。

今回でウマキ区画の調査エリアへの炭投入は一区切り。

炭の効果を確認するためには、今後の降雨や生育状況の観察を続ける必要がある。

今後の予定

調査エリア外の園地への投入は他の作業の合間をみて実施する。

降雨後の炭の馴染みを確認。

9月中旬に目視による簡易調査を実施予定。

他区画(シタバタケやジルクミ)とあわせて、効果を比較しながら記録を継続。

作業日誌|2025/08/31 ジルクミ(晴れ 28℃)

今日の作業

園地「ジルクミ」にてバイオ炭の投入作業を実施。

投入量は 17kg。

作業中に土の状態が気になり、表層と掘り下げた部分を観察。

方法

前日に準備した炭を使用し、滴下位置を基準に穴埋め方式と地表撒き方式を併用。

穴埋めはスコップで根域近くに直接埋設。

地表撒きは株元付近に散布し、下草や落ち葉と混ざるように自然に任せた。

所見・メモ

下草がしっかり繁茂しており、炭を撒いてもすぐに隠れるため流亡リスクは少ないと感じた。

観察した土:表層の土は乾燥気味で固さが目立つ一方、掘り下げた部分では細根が活発に広がっており、根が養分や水を求めて動いている様子が確認できた。

炭の投入がこの土壌構造にどのように影響し、空気層や保水性を改善するか、長期的な観察が必要。

今後の予定

降雨後の炭の馴染み方を観察。

9月中旬に目視による簡易調査を実施予定。

炭投入の効果を、他区画(シタバタケやウマキ)と比較して記録していく。

作業日誌|2025/08/30 ジルクミ・ねのfarm・ウマキ(晴れ 29℃)

今日の作業

午前:ジルクミバイオ炭投入を実施。 (8kg)

午後:オンライン交流会を開催。

夕方:ウマキで摘果玉の収穫。

方法

バイオ炭投入(午前)

バイオ炭はその都度ふるい分けしながら使用。

滴下位置を基準に穴埋め方式と地表撒き方式を併用。

園地の草を刈らず、そのままの状態で炭を撒くことで、草がカバーになり流亡を防ぐ狙い。

オンライン交流会(午後)

オーナーさんを対象に開催。

ねのfarmの様子やバイオ炭活用の取り組みについて報告。

ねのfarmのこれからの取り組みと将来のビジョンを説明。

摘果玉の収穫(夕方)

ウマキで清見タンゴールの摘果玉を収穫。

シロップ用に活用予定で、鮮度の高いうちに保管・運搬の準備を整えた。

所見・メモ

バイオ炭投入作業は草を活かしたまま行えたため、作業効率が良かった。

交流会では、ねのfarmの活動目的や未来について説明し、理解を深めてもらえた手応えがあった。

摘果玉は粒ぞろいが良く、商品化への期待が高まる収穫となった。

今後の予定

ジルクミのバイオ炭投入を早急に進める。

摘果玉は加工場へ発送し、シロップに加工する。

次回交流会では、オーナーの木の状況と摘果玉商品の展開を報告予定。