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収穫し忘れた木生り完熟の果実が喉の渇きを癒してくれます!

清見タンゴール取残し②

先日から定期防除も始まり、いよいよ作業も忙しくなって来ました。
除草作業に選定作業、そして、各病害虫の定期防除。
それぞれの作業をこなしつつの日々が続いています。

そんな作業中に喉が渇いた時の楽しみが、収穫し忘れた果実を食べること!
毎年、ちゃんと収穫しているつもりですが残っているんです(笑)
作業している縁で残っている柑橘も当然違いますが…。
その食味はどれもジューシーで糖度もあり、十分満足することが出来るものが多いんです。

本来、ある意味での完熟とはこのような状態がいいのかもしれません…。
しかし、当園で栽培している中晩柑は一定期間の貯蔵が必要です。
なので、全てを木の上で完熟するまで生らしておくことは出来ないのが現状です。
っというより、今まで生らしておくと収穫後直ぐに食べないと傷んでしまいます。
だから、農作業の合間に食べるからいいんでしょうね…。

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清見タンゴールの木で確認出来る気になる病気…。

黒点病

ちょっと気になることが…。
柑橘の葉にみられるミカンハモグリガと黒点病。
そして、幹などの太い枝に発生している地衣類のようなモノ。

葉にみられるミカンハモグリガによる被害は、多発するとカイヨウ病を誘発することが分かっています。
また、葉に出来た黒点病は果実にも発症しるので注意が必要です。
そして、幹の太い部分に生えている地衣類は木の樹勢が弱くなっている証とか…。

いずれにせよ、病害虫の発生源となって果実に発症すると厄介です。
そのため、ミカンハモグリガと黒点病に関しては早急に対処する必要があります。
また、地衣類が生えてくるということは木の樹勢が悪くなりそのようなものが生えてくるのを防ぐことができなくなっているという証です。

病害虫に関しては定期防除によって解消してくる可能性が高いですが、地衣類は木の樹勢を回復させることが先決なので、急激な変化は期待出来ないかも…。

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初めてのお茶摘み体験は約1kgでした…。

新茶

今日は柑橘農家は休み…。
ちょっと、お茶摘み体験イベントに参加して来ました。
天気も良く、初めてのお茶摘みはとても楽しくて、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

今回、イベントが開催された茶畑は新茶のシーズンを迎え、お茶摘み作業の真っ只中でした。
完全無農薬栽培でお茶を育てていて、その苦労は計り知れないことだと感じました。
話によると、このシーズンの新茶を取れば、次の摘み取り時期には虫が発生してくるので、茶摘みはしないとか…。
農薬を使わない代わりに収穫量が少なくなることを仕方ないと割り切っておられることに潔さを感じました。

当園では少しでも無農薬栽培に近づきたいという目標は持っていますが、色々なしがらみがある中で、実現には程遠いことだと感じています。
しかし、この潔さと強い信念を持っていればなんとかなるものなんですね…。
とりあえず出来ることから一歩づつ近づけて行くことが出来れば最高です!

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サンフルーツ園ではイノシシの被害が止まりません!

イノシシによる食害

今日から5月…。
最後まで残っていたサンフルーツの収穫も残りわずかになりました。

実は、そのサンフルーツ園で困った問題が起きています。
それは、イノシシによる被害です!
サンフルーツの実を食べるのはもちろん、木を折ったり、園地の土を掘ったりと…。
木を折るのも実を食べようとしてのことで、そして、園地を掘ることも食べ物を探してのことだろうと思います。

今のところイノシシの侵入を防ぐための設備は、点滅するLEDライトを設置しているだけ…。
これも設置したときは効果があるのですが、時間が経過すると慣れてくるのか効果がなくなります。

やはり電気柵が効果的だろうと思うのですが、設置費用が高くなります。
正直、サンフルーツ園のみで電気柵をしてる園地はほとんど見かけません。
つまり、それを設置するだけの収益が上がらないので、相応ではないということなのです!

しかし、園地の保全を確保するためにも何かしらの対策が必要です。
これから検討してみることにします…。

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長期貯蔵にはポリエチレンフィルムの個別包装が効果的!

ビニール小袋

中晩柑を栽培していて苦労することのひとつに貯蔵があります。
収穫後、直ぐに出荷することが少なく、長期にわたって貯蔵するのが通例となっています。

しかし、近年の急激な気候の変化に対応出来ないことが多くなり、貯蔵の難しさを実感している今日この頃です。
これまでは室温や湿度等、倉庫の空気の入れ替えや直射日光の遮断等で対応して来ましたが、その程度の方法では難しくなってきたような感じがします。

これまでの貯蔵方法でも十分に対応できるのか、それとも全く別の方法でないとこれからは難しくなるのか…。
貯蔵設備を設置できるほどの予算をとれることが出来れば問題ないようなのですが、当園のように小規模農家の場合、それほどの投資をしてもそれに見合った収益を上げることが難しいのが現状です。
そこで色々と調べてみたんですが、今現在の方法でも対応出来ることが分かってきました。

ただし、その方法を確実に実行することが重要になります。
再認識の意味も込めてチェックしてみることにします…。

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