作業日記

作業日誌 2025/09/22|はるみ&清見タンゴールの摘果・収穫

― 日照不足果実のチェックと活用先の仕分け

日付:2025年9月22日

天候:晴れ 23.8℃

園地:午前→トミノカ(はるみ園)

    午後→ウマキ(清見タンゴール園)

作業内容:摘果・収穫(販売用・発送用・加工用)

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午前はトミノカ園地にて、はるみの摘果作業。

午後はウマキ園地で清見タンゴールの摘果作業を実施。

今回は 道の駅販売用、オーナー様発送分、加工用と、用途ごとに果実を収穫・仕分け。

観察・所感

通常の果実と日照不足果実を比較。 日照不足の果実は小玉傾向が目立ち、味わいとしても酸味が少なく感じられた。

摘果のタイミングや園内の光環境が、果実品質に直結していることを再確認。

今後の課題

日照不足による果実の味・サイズの差をどう活用するか検討。

加工用としての可能性を広げ、歩留まりを高めたい。

摘果玉と同様に、多様な出口を確保する仕組み作りを継続していく。

作業日誌 2025/09/21|剪定枝と栗の炭化チャレンジ(コミ山・デコポン園)

― 無煙炭火器を使った試みと新しい挑戦

日付:2025年9月21日

天候:曇り 24.1℃

園地:コミ山(デコポン園)

作業内容:剪定枝・栗の炭化作業

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剪定枝の焼却処分を兼ねて、無煙炭火器を使用し炭化にチャレンジ。

今回はいつもの剪定枝に加え、試験的に栗も一緒に炭化を試みた。

所感・注意点

剪定枝については、これまでの経験もあり作業はスムーズ。

一方で栗の炭化については、思ったような仕上がりになったかどうか微妙で、今後の検証が必要。

無煙炭火器はシンプルな構造で扱いやすいが、投入物による違いが出やすく、素材ごとの特徴を把握することが重要だと実感。

今後の予定

炭化結果を確認し、剪定枝と栗の炭の質や比率を比較する。

異なる素材を用いた炭化の可能性を探り、用途に応じた活用方法を検討する。

継続的に炭化データを記録し、ねのfarmの製炭炉での結果と照合する。

作業日誌 2025/09/18|摘果作業と収穫(コミ山・ウマキ)

― 摘果玉の利用を模索しながら、販売用の収穫へ

日付:2025年9月18日

天候:晴れ時々曇り 28.1℃

園地:午前→コミ山(はるみ園)/午後→ウマキ(清見タンゴール園)

作業内容:摘果作業・販売用収穫

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午前中は「はるみ」の仕上げ摘果を実施。作業の合間に、摘果玉の新たな利用方法を模索した。

午後はウマキの清見タンゴール園で、道の駅きらら館で販売するための摘果玉を収穫。

所感・注意点

はるみは樹勢を見極めながらの仕上げ摘果が必要で、果実のバランスを保つことが今後の収量・品質に直結する。

摘果玉はこれまで廃棄されることが多かったが、販売や加工につなげることで新しい価値を生み出せる可能性を感じる。

午後に収穫した清見タンゴールの摘果玉は、鮮やかな緑と爽やかな香りが特徴で、イベントや直売所での販売にも手応えを感じた。

今後の予定

摘果玉の利用方法をさらに具体化(加工・販売の両面から検討)。

直売所・イベントでの反応を観察し、今後のマーケティングに活かす。

各園地での摘果作業を継続しながら、販売用の収穫を進める。

作業日誌 2025/09/17|製炭作業(ねのfarm・清見タンゴール)

― シンプルな炉だからこそ温度管理に集中した一日

日付:2025年9月17日

天候:晴れ 36℃

園地:ねのfarm

作業内容:製炭作業

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清見タンゴールの木を製炭。

製炭炉を使用。

作業の要点は炉内の温度調整。

所感・注意点

炉の構造自体はシンプルだが、温度管理は非常に繊細で細やかな気配りが必要。

高温になりすぎると炭の質を落とす原因となり、逆に温度不足では炭化が進まない。

「シンプルだからこそ気を抜けない作業」であることを改めて実感した。

今後の予定

次回の炭出し時に重量と歩留率を記録。

他の製炭方法(無煙炭火器など)との比較も継続して行い、データ化を進める。

作業日誌|2025/09/13 ウマキ(曇り 28℃)

今日の作業

園地「ウマキ」にて摘果作業を実施。

道の駅販売用に果実を収穫。

所見・メモ

今シーズンの仕上げ摘果作業が本格化してきた。

果実の大きさや形を見ながら、樹勢とのバランスを考えて仕上げを進めた。

今回収穫した果実は、道の駅「未知のエアきらら館」にも出荷予定。

観光客や地域の人々に直接手に取ってもらえる場であるため、見栄えや鮮度、香りを特に意識して収穫を行った。

直売は、農園のこだわりを伝える大切な場であり、消費者とのつながりを深める機会にもなる。

オーナー制度やSNSでの発信とあわせ、こうした販売活動を通じて信頼関係を築いていきたい。

今後の予定

摘果作業を継続し、着果量をさらに調整して品質を高める。

販売用果実の収穫タイミングを見極め、鮮度を保ちながら出荷できるよう準備を整える。

他園地(シタバタケ、ニナバなど)でも仕上げ摘果を進め、園地ごとの違いをデータ化しながら整理していく。