農作物を栽培する農家にとって害獣対策はもはや必須になっています。
年々急増する被害を考えると、対策や駆除が難しいことを物語っていますね。
当園でもイノシシによる被害が多く、対策に苦慮しています。
対策は鉄筋柵や電気柵、そして、青色LEDライトによる点灯にこれらを組み合わせた方法等、色々と実施しています。
しかし、侵入を止めることは容易ではなく、被害が後をたちません…。
しかも、この辺りでは共同による柵の設置が多く、周りの農家さんと協力して行かないと効果がないこともあり、思うような成果が上がっていないのが現状です。
先日も共同で電気柵を設置している農家さんから「電気が流れていない…。」との連絡を受け、現場に直行しました。
通電していない原因は直ぐに分かったのですが、なぜそうなったのかを突き止めないと解決策にはなりません。
設置してある園内をくまなくチェックして歩き、漏電箇所を確認し、補修をして来ました。
ここ佐田岬半島の柑橘農家さんも高齢化が進み、このようなトラブルに対応できなくなってきています。
共同設置のデメリットはありますが、地域が一体になって取り組まないとイノシシの被害を減らすことは出来ないでしょう!
若手の農家さんはこの問題を近々の課題として考える時期に来ていると思います。
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