当園には1本だけレモンの木があります。
この木は随分前から植えているようなのですが、それほど大きくもならず、そうかといって枯れることもなく、今まであります。
毎年ですがそれなりに実も着けているのです。
果実が黄色くなる晩秋から初冬にかけて収穫して楽しんでいます。
とても香りがよく、それほど酸っぱくもないので、とても食べやすくなっていて、ちょっとした料理に使っているようです。
また、着果量が多い時はある程度の大きさになると摘果して、その青い実を使うこともありました。
このように利用価値が多いレモンなんですが、栽培には様々な条件があるようですね。
レモン栽培で名高い瀬戸内各地は、その条件にあっているのかもしれません。
また、その利用方法によっては外観が綺麗でないと商品価値が無くなることもあり、ハウスでの栽培も多いのが現状…。
これらのことを考えた場合、ここ佐田岬半島での栽培は難しいのかとも思います。
柑橘の栽培においては厳しい自然環境ではありますが、この半島で育った柑橘は濃厚な味わいと香りが良いことで人気があるのも事実です。
この環境下で本格的にレモンの栽培をした場合、どのような結果になるのか…。
非常に興味はあるのですが、踏み込めない自分がいます(笑)





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