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柑橘の花が開花して実になる頃に注意すること…。

みかんの花

柑橘の花もほとんどの園で開花し、実になっているものも多くなりました。
今シーズンは花も多かったので実もそれなりに多くなりそうな予感がします。

ところで、この時期に注意しておきたいことに花に関係している病害虫があります。
花が開花するのを待ってやってくる虫といえばミツバチやアゲハチョウですよね。
ミツバチは花粉を運ぶので問題ありません。
しかし、アゲハチョウはちょっと困りもので、卵を産み付けるとやがてそれが孵化して幼虫になると葉を食べてしまいます。
でも、見つけるのも簡単なのでその都度駆除するようにしています。

しかし、注意しておきたい病害虫もあります。
それは訪花害虫や灰色カビ病です。
これらに対しては適切な防除を行うことが大切です。

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もうとっくに無くなってたはずの八朔の食味に感動です!

八朔の果肉

今日、サンフルーツ園での作業中に八朔を発見しました!
すでに収穫も終わり、残っているはずがないのに…。
きっと見落としだと思いますが、とにかく「ラッキー!」ってことで(笑)

早速、休憩の時に採って実食です。
さすがに見落とすだけあって小さく、しかも黒点だらけ…。
収穫しても自分で食べるほかないかなァ~って感じです。
そのチビ八朔の食味は…、
サクサクの食感も健在で、ほんのりとした苦味もちゃんと口の中に残ってくれています。
もちろん、後口の良い甘さはいうまでもありません。

「今の時期にこの食味なら…。」っと、また、よからぬことが頭をよぎります(笑)

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収穫し忘れた木生り完熟の果実が喉の渇きを癒してくれます!

清見タンゴール取残し②

先日から定期防除も始まり、いよいよ作業も忙しくなって来ました。
除草作業に選定作業、そして、各病害虫の定期防除。
それぞれの作業をこなしつつの日々が続いています。

そんな作業中に喉が渇いた時の楽しみが、収穫し忘れた果実を食べること!
毎年、ちゃんと収穫しているつもりですが残っているんです(笑)
作業している縁で残っている柑橘も当然違いますが…。
その食味はどれもジューシーで糖度もあり、十分満足することが出来るものが多いんです。

本来、ある意味での完熟とはこのような状態がいいのかもしれません…。
しかし、当園で栽培している中晩柑は一定期間の貯蔵が必要です。
なので、全てを木の上で完熟するまで生らしておくことは出来ないのが現状です。
っというより、今まで生らしておくと収穫後直ぐに食べないと傷んでしまいます。
だから、農作業の合間に食べるからいいんでしょうね…。

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清見タンゴールの木で確認出来る気になる病気…。

黒点病

ちょっと気になることが…。
柑橘の葉にみられるミカンハモグリガと黒点病。
そして、幹などの太い枝に発生している地衣類のようなモノ。

葉にみられるミカンハモグリガによる被害は、多発するとカイヨウ病を誘発することが分かっています。
また、葉に出来た黒点病は果実にも発症しるので注意が必要です。
そして、幹の太い部分に生えている地衣類は木の樹勢が弱くなっている証とか…。

いずれにせよ、病害虫の発生源となって果実に発症すると厄介です。
そのため、ミカンハモグリガと黒点病に関しては早急に対処する必要があります。
また、地衣類が生えてくるということは木の樹勢が悪くなりそのようなものが生えてくるのを防ぐことができなくなっているという証です。

病害虫に関しては定期防除によって解消してくる可能性が高いですが、地衣類は木の樹勢を回復させることが先決なので、急激な変化は期待出来ないかも…。

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初めてのお茶摘み体験は約1kgでした…。

新茶

今日は柑橘農家は休み…。
ちょっと、お茶摘み体験イベントに参加して来ました。
天気も良く、初めてのお茶摘みはとても楽しくて、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

今回、イベントが開催された茶畑は新茶のシーズンを迎え、お茶摘み作業の真っ只中でした。
完全無農薬栽培でお茶を育てていて、その苦労は計り知れないことだと感じました。
話によると、このシーズンの新茶を取れば、次の摘み取り時期には虫が発生してくるので、茶摘みはしないとか…。
農薬を使わない代わりに収穫量が少なくなることを仕方ないと割り切っておられることに潔さを感じました。

当園では少しでも無農薬栽培に近づきたいという目標は持っていますが、色々なしがらみがある中で、実現には程遠いことだと感じています。
しかし、この潔さと強い信念を持っていればなんとかなるものなんですね…。
とりあえず出来ることから一歩づつ近づけて行くことが出来れば最高です!

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