柑橘情報

はるみの生育状況…。

はるみ1

柑橘園では花の季節も終わり実が少しづつ大きくなってきました。
こうなると着果具合が目で確認出来るようになります。

隔年が多いことで知られているはるみですが、今シーズンはどうなのか気になるところですが…。
やはりというか、予想通りというか、木によって隔年の現象がはっきりと出ています。
このはるみに関しては隔年を起こさないような栽培は本当に難しいと実感しています。

着果量の多い木はそれなりに実も大きくなってきています。
それぞれの木によって実の大きさはバラバラですが、そろそろ第一落果も始まるので、これからグングンと成長してくれることだと思います。
このはるみも整理落果をしますが、着果量の割には落ちる量が少ないように思います。
実の量が多いと全体的に小玉傾向になるので、整理落果が終わった時点から摘果作業を開始する必要があります。

はるみの場合、大きくなりすぎても美味しくなく、適度なサイズに仕上げることが大切です。
そのためには、これから先の気象状況とそれに伴った摘果のペースを見極めることがポイントになります。

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天草(あまくさ)の生育状況…。

天草2

とてもジューシーでサッパリとした甘さが特徴の天草。
当園では海抜の低い南向きの園地で栽培しています。

この柑橘は花をよく咲かせます。なので、当然ですが実も多く着きます。
年によっては多少の隔年はあるようですが、とにかくよく生ります!
多く実を着けると玉肥りが悪くなり、小玉傾向になってしまいます。
整理落果によって多少は少なくなりますが、摘果作業が重要なポイントになります。

この天草の精品率を上げるには摘果が大切です。
当園では3回に分けて摘果しているのですが、そのタイミングによっては思うようにサイズが大きくならないことがあります。

この柑橘は年内に収穫し、しばらく貯蔵した後出荷するようになります。
なので、夏頃には摘果作業を終わらせておくことが大切になります。

柑橘の美味しさはそのサイズによっても大きく違ってきます。
大きすぎても小さすぎてもダメなので、その時期の気象状況を見極めながらの作業が大切ですね!

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「木生り完熟」にこだわったジュース加工用のサンフルーツ!

サンフルーツ②

今日はジュースにするためのサンフルーツの選果をしました。
木で完熟させ、さらに熟成させるために倉庫で保存。
この方法については賛否両論あると思いますが、色々と試してみるのも楽しいものです。
ジュースに加工した仕上がりについては大丈夫だと思っています。

ジュースに加工する際に悩むことは…、
フレッシュさを出すために収穫して直ぐに搾ってしまうのか、または、熟成させて味を落ち着かせてから搾るのか…。
今シーズンで3度目になりますが、過去の2回も別の方法で加工しました。
最初は完熟前(通常の収穫時期)で収穫したものを一定期間予措したものを搾り、昨シーズンは通常の収穫時期に収穫し、予措の期間を長くして熟成させたもの、今シーズンは木で完熟させるまで収穫せず、熟すのを待ってから収穫し、じっくり熟成させたものを搾ってみることにしました。

どのような結果になるのか気になるところですが、腰を据えて待ってみたいと思います(笑)

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今回のジュース加工用の清見タンゴールは約400kg!

加工用清見タンゴール

そろそろ果実の販売も終盤になって来ました。
こうなると加工品の出番になります。
当園ではジュースに加工しているのですが、使用する果実は清見タンゴールとサンフルーツです。

実は今日、その清見タンゴールを加工場に搬入して来ました。
用意した清見タンゴールは約400kg。
予定より少し多くなりました!

十分に熟成させた清見タンゴールは最高の味わいになっていることと思います。
さて、どのようなジュースになってくれるのか…。
今から楽しみですね!

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汗だくになったあとはサンフルーツの食味が最高ですね!

サンフルーツの果肉

ここ数日、かなり蒸し暑い日が続いています。
除草作業の際は、草の飛び散りが多いので上下にヤッケを着て作業しています。
これが汚れを防いでくれるのはいいのですが、ヤッケだけに暑いんです!
中はかなり蒸せるので汗だくになります。

そんな汗だくになった時、休憩時間に食べる柑橘は最高なんです。
もちろん、木に生っている、いわゆる「採り忘れ!」ってやつです。
とくにサンフルーツ園で作業しているときが最高で、汗をかいたあとに食べるサンフルーツは絶品です!
喉の渇きを癒してくれるのはもちろんなんですが、ちょっとした酸味と後口さっぱりでジューシーな食味は何ともいえませんね。

もう収穫はとっくに終わっているのですが、採り忘れはまだ少し残っています。
もう少し楽しめそうですね…。

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