ここ数年、サンフルーツの木生り完熟にこだわって販売をして来ました。
結論からいうと、食味は良くなってくるのですが販売期間が短いことが気になります。
そもそも、サンフルーツは2月中旬に収穫、その後少し貯蔵しておきます。
その後、順次出荷していくのが主な流れです。
この方法だと、サンフルーツ本来の食味がないまま出荷される場合があります。
中晩柑の性質上、このようなことは普通に起こりうることなんです。
つまり、熟す前に収穫し、貯蔵することによって食味が良くなるのをまっているのです。
このような流れに常日頃から違和感を感じていたので木生り完熟にこだわってみることにしたんです。
しかし、どの柑橘も木生り完熟がいいのかというとそうではありません。
柑橘の種類によって木なり完熟に向いているものとそうでないものがあるようです。
なので、木で完熟させることに向いているものを考えたところ、サンフルーツがベストだと感じました。
しかし、この方法だと前もって収穫出来ないので、注文が入ってから多少時間がかかるということと、完熟になるまで待つので、熟してから熟れすぎるまでの期間が短いことがあります…。
これから先、このあたりのことを考慮することが大切になってきそうです…。
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