スポンサーリンク

この度の運賃値上げについて…。

半島オレンジジュース

6月1日からゆうパックの運賃が値上げになりました。
これまで値上げを待って頂いていたのですが、柑橘の発送が一段落したということで…。

運賃値上げの流れはすでに始まっていて、大手宅配業者はいち早く値上げを公表していました。
確かに、最近のネット通販の普及と、それに伴う配送業務の細分化によって人手不足になっているのは事実です。
ある程度の値上げは覚悟していたのですが、まさか倍近くの値上げになるとは…。
どう対応していくか苦労していますが、とりあえず結論を出す必要があります。

先日、お会いした方も話しておられましたが、この値上げで消費パターンが変わる可能性も出てくるかもしれないし、運賃を消化しきれない場合、売上の大幅減少は避けられないだろうと感じます。
商品価格をギリギリに設定している当園のようなショップはどうしようもない感じですね!

続きを読む

気になる存在の国産レモン…。

レモンの実

当園には1本だけレモンの木があります。
この木は随分前から植えているようなのですが、それほど大きくもならず、そうかといって枯れることもなく、今まであります。
毎年ですがそれなりに実も着けているのです。

果実が黄色くなる晩秋から初冬にかけて収穫して楽しんでいます。
とても香りがよく、それほど酸っぱくもないので、とても食べやすくなっていて、ちょっとした料理に使っているようです。
また、着果量が多い時はある程度の大きさになると摘果して、その青い実を使うこともありました。

このように利用価値が多いレモンなんですが、栽培には様々な条件があるようですね。
レモン栽培で名高い瀬戸内各地は、その条件にあっているのかもしれません。
また、その利用方法によっては外観が綺麗でないと商品価値が無くなることもあり、ハウスでの栽培も多いのが現状…。

これらのことを考えた場合、ここ佐田岬半島での栽培は難しいのかとも思います。
柑橘の栽培においては厳しい自然環境ではありますが、この半島で育った柑橘は濃厚な味わいと香りが良いことで人気があるのも事実です。
この環境下で本格的にレモンの栽培をした場合、どのような結果になるのか…。
非常に興味はあるのですが、踏み込めない自分がいます(笑)

続きを読む

今シーズンの摘果について…天草(あまくさ)編。

天草の着果状況2

先月の下旬頃から始めている摘果作業…。
昨シーズン、早めに摘果作業に入ったためか、果実が大きくなりすぎたのと着色不良を助長したようなかたちになってしまいました。(あくまでも個人的な見解ですが…。)
そのため、今シーズンは最初からきちんと摘果するのではなく、程々に落としながら天候や雨量などの状況を見極めつつの作業にかかっています。

そんな中、今回は天草(あまくさ)について考えてみました。
この天草は毎年、着花量も多く、その流れでか着果量も多くなります。
それほど隔年がないのが当園での特徴です。
また、天草の果実は大きくなれば良いというわけではなく、適度な大きさ(直径が8cm程度)が良いとされています。
しかし、昨年は摘果作業のペースが早すぎて果実が大きくなりすぎてしまいました。

柑橘の場合、大きければ良いというわけではなく、適度な大きさと着色が必要になります。
その柑橘のもつ特徴が十分に食味として現れるように栽培することが大切なんです!

続きを読む

段々畑の石垣の除草作業も大切なんです!

石垣の除草作業

佐田岬半島の柑橘園といえば段々畑をイメージされる方も多いと思います。
その段々畑の最大の特徴といえば急斜面に設置された石垣と防風垣ですね!
それら石垣や防風垣の手入れも園内の環境を保つためにも日頃の手入れは欠かせません。
防風垣に関しては一年に一度、台風シーズンが終わった晩秋に手入れを行います。
しかし、石垣に関しては一年を通しての手入れが必要になります。

雨などの災害によって崩れた場合はもちろん、イノシシなどのよって崩されることも多く、その都度、なやむ(補修)することが大切です。
また、除草作業も重要になって来ます。
石垣も地面と同じように雑草が生えてくるので刈り取ることが必要なんですが、地面と違って作業がしにくいのか欠点なんです。同じ面積を刈り取った場合でも倍くらいの時間がかかってしまいます。

しかし、段々畑での栽培効果を十分にあげるためにも手入れを怠ることはできません…。
毎日の地道な作業が必要になってきます!

続きを読む

この春に改植したはるみにエカキムシ対策でアクタラを使用!

アクタラの使用

この春に不知火からはるみに改植した園に行ってみました。
前回、この園に来たのは伐採した不知火の枝の焼却処分のためでした。
その時に新芽が虫に食べられている木が多かったので、その処置と夏肥の施用のためです。

その悪さをする虫はアゲハチョウの幼虫をはじめ、様々な虫達がやってきます。
それらの幼虫の駆除は手作業でなんとか処理していますが、手作業ではどうしようもない物もいます。
それはミカンハモグリガです!
これに食害されることによってカイヨウ病の発生につながることがあるので幼木のうちは特に注意が必要です。

当園では苗木を植え付けた時に使用するのがアクタラと呼ばれる粒状の薬剤です。
これを木の根元に少しだけふっておくと、ある程度は害虫対策に効果があります。

続きを読む

スポンサーリンク