スポンサーリンク

日向と日陰でこんなに色が違うもの!?

色の比較

木生り完熟のサンフルーツ…。
その食味は生っている場所によって多少の違いがあります。
同じように完熟している実でも若干ですが差は出てくるものなんです。
が、これほどまでに色の違いが出ているとは…。

基本的に日当たりの良い場所に生っている果実は紅が濃く、日陰に生っているものは薄い傾向にあります。
さらに、サンフルーツは完熟してからは徐々に色が戻っていきます。
つまり、紅が薄くなってくるのですが、このように全体的にうすくなることはほとんどないと思います。

実際に食べ比べてみたのですが、食味にはほとんど違いはありませんでした。
どうやら見た目だけだったようです。
しかし、見た目は大切で、紅の濃い方が美味しそうに見えますよね!?
やはり、木の内側になっている実は摘果した方がいいようですね。
摘果の大切さを再認識した一日でした…。

続きを読む

連休中日のせいか柑橘の出荷は少なかったようです…。

青果市場

今日は早朝から雨になりました。
最近の天気予報は精度が上がったようです…。

そんな雨の一日でしたが、少し小降りになった夕方、市場にサンフルーツの出荷に行って来ました。
連休中日ということもあってか、出荷量はとても少なかったですね。

元々、今シーズンは市場では取扱量が減少していると聞いていましたが、このように少ない光景を見たのは始めてでした。
生産量が少なかったことや、着色不良もその原因のひとつかもしれません。
また、地域によっては冬の積雪や低温の被害の影響で、出荷できなかったことも大きく影響を与えているようです。

通常、出荷される量が少ないと市場価格は上昇すると思われますが、そうでもないようです。
当園が出荷しているサンフルーツも徐々に値を下げ始めました。
連休で需要が高まるのか、それとも需要が少なくなり値下がりし続けるのか…。
市場という性質上、どのような値が付くかはセリが始まってみないと分からないのが良くもあり、悪くもあります。

続きを読む

サンフルーツ園ではイノシシの被害が止まりません!

イノシシによる食害

今日から5月…。
最後まで残っていたサンフルーツの収穫も残りわずかになりました。

実は、そのサンフルーツ園で困った問題が起きています。
それは、イノシシによる被害です!
サンフルーツの実を食べるのはもちろん、木を折ったり、園地の土を掘ったりと…。
木を折るのも実を食べようとしてのことで、そして、園地を掘ることも食べ物を探してのことだろうと思います。

今のところイノシシの侵入を防ぐための設備は、点滅するLEDライトを設置しているだけ…。
これも設置したときは効果があるのですが、時間が経過すると慣れてくるのか効果がなくなります。

やはり電気柵が効果的だろうと思うのですが、設置費用が高くなります。
正直、サンフルーツ園のみで電気柵をしてる園地はほとんど見かけません。
つまり、それを設置するだけの収益が上がらないので、相応ではないということなのです!

しかし、園地の保全を確保するためにも何かしらの対策が必要です。
これから検討してみることにします…。

続きを読む

採り残したサンフルーツはサイズアップの傾向に!

最適なサイズ

サンフルーツの収穫もいよいよ総採りに入りました。
大きいものや小さいもの、外観のあまり良くないもの等、全て収穫しています。

分割採集しているのでほとんどの実でサイズアップの傾向はみられるものの、やはり小さいものも残っています。
また、外観が悪く精品として扱えないものも残っていますが、全て残さず収穫します。

外観が綺麗でサイズもLサイズ以上のものは店頭販売やネットでの販売、または市場へ出荷します。
そして、ジュースにも加工する予定ですが、どれくらいの量をジュースにするのか思案中です。
サンフルーツの食味を十分味わっていただくには生食がベストだと考えています。
しかし、いつまでも生で食べれるワケではないので、ジュースにすることも考えておく必要はあると感じています。

とりあえず今シーズンは長い期間、生食で食べて頂くために木で完熟させ、できる限り美味しい状態なった時に収穫するよう作業して来ました。
その結果、ネットや店頭販売での反応も良好で、手応えを感じています。
今のところ、それほど食味が悪くなってきた様子はないですが、これからどれくらい続けることができるのか…。
実食を続けながら様子をみていきたいと考えています!

続きを読む

長期貯蔵にはポリエチレンフィルムの個別包装が効果的!

ビニール小袋

中晩柑を栽培していて苦労することのひとつに貯蔵があります。
収穫後、直ぐに出荷することが少なく、長期にわたって貯蔵するのが通例となっています。

しかし、近年の急激な気候の変化に対応出来ないことが多くなり、貯蔵の難しさを実感している今日この頃です。
これまでは室温や湿度等、倉庫の空気の入れ替えや直射日光の遮断等で対応して来ましたが、その程度の方法では難しくなってきたような感じがします。

これまでの貯蔵方法でも十分に対応できるのか、それとも全く別の方法でないとこれからは難しくなるのか…。
貯蔵設備を設置できるほどの予算をとれることが出来れば問題ないようなのですが、当園のように小規模農家の場合、それほどの投資をしてもそれに見合った収益を上げることが難しいのが現状です。
そこで色々と調べてみたんですが、今現在の方法でも対応出来ることが分かってきました。

ただし、その方法を確実に実行することが重要になります。
再認識の意味も込めてチェックしてみることにします…。

続きを読む

スポンサーリンク