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この春に改植したはるみにエカキムシ対策でアクタラを使用!

アクタラの使用

この春に不知火からはるみに改植した園に行ってみました。
前回、この園に来たのは伐採した不知火の枝の焼却処分のためでした。
その時に新芽が虫に食べられている木が多かったので、その処置と夏肥の施用のためです。

その悪さをする虫はアゲハチョウの幼虫をはじめ、様々な虫達がやってきます。
それらの幼虫の駆除は手作業でなんとか処理していますが、手作業ではどうしようもない物もいます。
それはミカンハモグリガです!
これに食害されることによってカイヨウ病の発生につながることがあるので幼木のうちは特に注意が必要です。

当園では苗木を植え付けた時に使用するのがアクタラと呼ばれる粒状の薬剤です。
これを木の根元に少しだけふっておくと、ある程度は害虫対策に効果があります。

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ライムの苗木に今注目の耕力堆肥を使用して6ヶ月…。

耕力堆肥

昨年12月、あるご縁で耕力堆肥という堆肥を使わせて頂くことになりました。
これは愛媛県資源循環優良モデル(スゴeco)の認定を受けているもので、今、注目されている堆肥です。

当園では、この優良リサイクル製品の耕力堆肥をライムの苗木に試験的に施用してみました。
20本の苗木を植え付けた園内に、耕力堆肥を使用した苗木と不使用の苗木を交互にし、その後の経過を観察してみることにしました。

この耕力堆肥を使用する以外は全て同じ方法で栽培して来ました。
堆肥を施用して約6ヶ月…。
苗木をみるとその差が出はじめてきたように思います。

柑橘栽培の場合、野菜等と違って結果が直ぐに出ないことが多いので一概にはいきませんが、効果があることには間違いないようです。
今後も継続することによってその効果ははっきりしてくるように感じます。
さて、どのような結果になるのか…。
楽しみですね!

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夏肥の施用について…。

夏肥の施用

ここ佐田岬半島でも蒸し暑い日が続いています…。
このような日の作業は辛いのもがありますね。
ところが、柑橘達にとって、この時期はとても重要な期間になるんです。

梅雨時期には土壌に含まれる水分量も多くなるので土壌内で分解されるのが早くなります。
そのため、肥料を与えても吸収されるのが早くなる時期でもあります。
また、この時期になると春芽の成長がひと段落するので、地中では細根の成長がピークになるといわれています。
なので、施用した成分がより早く、しかも多く木の中に取り込まれる時期でもあるのです。

吸収量が多くなると、それだけ木に良い影響を与えるように思われますが、過剰になりすぎることも考えておく必要があります。
特に植物の成長に欠かせない窒素が多くなりすぎると、果実にとってあまり好ましくないこともあります。
なので、適量であることが必須の条件になります。

人にとっては蒸し暑く大変な時期ですが、木にとってはとても重要な季節です!
適切な夏肥の施用で柑橘達を元気にしたいですね…。

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なかなか駆除出来ない柑橘すす病…。

すす病

柑橘のすす病…。
その名の通り、煤けたような症状になる病害なんです。

この被害にあうと木も果実もすすが付いたようになってしまいます。
果実に至っては見た目がひどく悪くなり、一旦付着してしまうと取れなくなるので商品価値が下がります。
枝にいたっては枯れてしまうこともあるようなので注意が必要です!

この病害の主な原因はカイガラムシとハゴロモだといわれています。
特にイセリアカイガラムシが発生してしまうと厄介です。
一度駆除したと思ってもまた直ぐに発生してしまいます。
なので、発生しやすい園地では、黒点病の定期防除と合わせて散布しています。

また、ハゴロモは成虫になると飛び回るので、その前に対処することが大切です。
なので、散布のタイミングとしてはハゴロモがまだ成虫になっていない今の時期がベスト!
卵の段階で駆除することが被害を最小限に抑える要因になりそうですね。

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天牛(ゴマダラカミキリ)の季節がやって来ました!

ゴマダラカミキリ

いよいよ暑さも本番をむかえようとしています。
とにかく蒸し暑い日が続いてますよね!
今頃から柑橘園でよく見かけるようになるのが天牛という虫です。
これはゴマダラカミキリのことで、柑橘栽培においては害虫の一種になります。

この天牛は木の小枝を噛じることはもちろん、木も幹の根元付近にもあなを開けます!
その中に幼虫を産み付け、やがて孵化した幼虫は幹を食害してしまいます。
そして、幹部分を食害おされた木は残念ながら枯れてしまいます。

この天牛対策としては今の時期の定期防除の中にその薬剤を入れて散布することが大切です。
とにかくこの時期は天牛の被害がないか、注意して園地の確認することが重要になってきます!

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