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いよいよ分割採集の後半になってきたサンフルーツ!

サンフルーツ

いよいよGWに突入しましたね。
当園でも、例年ならばこの時期になるとひと段落している頃なんですが、今シーズンはまだサンフルーツの収穫が残っています。

分割採集を基本にしているので、収穫するにも時間がかかってしまい、周囲の方々よりもかなり遅くなっている感じです。
ですが、これはこれで有りなのかなって思っています。
どうしても「木生り完熟」を目指すと遅れ気味になってしまいます。

とはいっても、残っているサンフルーツの収穫も終盤になってきました。
今シーズンの特徴ともいえますが、着色不良で熟すのが遅くなった分、収穫が遅れているだけです。
なので、果実的にはこれで良いのだと思っています。
残っているサンフルーツは木の内側や下の方に生っているものがほとんどで、未だに完全着色になっていない実もあるほど…。
本当に今シーズンはどうしたんでしょうかねェ~!?
食味は良くなっているので見た目だけの問題なんですが…。

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樹上で完熟を過ぎたサンフルーツの合図とは!?

サンフルーツ1

今日もサンフルーツの収穫に行ってました。
園内では蕾が開き始め、花のいい香りが漂ってきます。
そして、大半のサンフルーツは木上で完熟になっています。

完熟後、木で生ったままになっているサンフルーツはやがて、熟す前の姿に戻ってしまいます。
といっても、厳密には戻るわけではなく、青くなるということ…。
熟し始めた頃は紅がかかり、淡いオレンジ色になりますが、それを過ぎると黄色へと変化します。
さらに、それを過ぎると黄色が薄くなり、やがて薄い緑色になってしまいます。
その頃になると、果実の中にある種から芽が出てきて果肉の中で成長し始めます。
果汁も少なくなり、パサパサ状態に…。

また、サビ果(炭そ病)の症状を発症する果実も出てきます。
この症状が出るようになると早めに収穫するようにしています。

この2つの症状が確認出来るようになって来たので、もうそろそろ収穫を終わらせた方が良さそうでうね!

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まだ収穫の終わらないサンフルーツ園でも開花して来ました!

サンフルーツの花

もうすぐゴールデンウィークですね!
どのような計画を立てられていますか!?

ここ佐田岬半島はもうすぐみかんの花の季節になります。
柑橘園に向かう途中、窓を開けて走っていると爽やかな香りを楽しむことが出来ます。

さて、当園ではサンフルーツの収穫が終盤になって来ました。
収穫当初は着色が悪く、思うように収穫作業が進まなかったのですが、花の咲くこの時期になると、さすがに着色は申し分なくなりました。
例年だと、今の時期は収穫も終わり、貯蔵段階に入っている頃です。
それが、「木生り完熟」として発送出来るほど…。
まァ~、本来はこの方法で販売したいと思っているので、ある意味では良かったと思います。

今日も収穫の時に試食してみましたが、サッパリとした後口で、いい感じに仕上がっています。
明日も収穫に行く予定です!

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スプリンクラー設備のある園は木の管理が重要です!

チェーンソーでの間伐作業

当園ではスプリンクラーの設置している園が3ヶ所あります。
これは各病害虫の定期防除の際、とても楽で時短にも繋がり、作業の省力化においてとても効果的だと思います。

しかし、効率よく散布するためには木の管理がとても重要になります。
園内の木が密植していたり、枝の重なりが多かったりすると防除しても効果はうすくなり、その結果、品質の高い柑橘が出来なくなります。

その為、今の時期は選定作業や縮伐・間伐作業がメインになります。
これをしっかり行うことで散布しても効果的になり、その結果、品質の高い柑橘の栽培につながります。

スプリンクラーでの散布は上からの散布になることが多いので、枝が重なっていたり、密植しすぎているとムラができます。
なので、散布出来ていない箇所をなくすことが必要になります。

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本日の発送をもちまして不知火(デコポン)は終了です!

不知火

今日、ご予約頂いていました不知火(デコポン)の発送作業をしました。
この発送で今シーズンの不知火のネットでの販売は終了です。
お買い上げ頂いた皆様、ありがとうございました!

例年、3月いっぱいで販売を終了するのですが、今シーズンは今まで販売することが出来ました。
これは、例年よりも着色が悪かったこともあるのでしょうが、貯蔵方法が良かったのだと思います。
今の時期まで貯蔵しておく場合、どうしても腐敗果が出てきます。
ひとつ傷みが出ると次々に連鎖していくのですが、個別包装していたのが良かったのと、ヤケ果の発生比率が少なかったことが要因だと思われます。

このように長期保存させるためには貯蔵している場所の室温とヤケ果の発生を防ぐことがポイントになると考えています。
ヤケ果の予防には果皮の丈夫な果実にすることが効果的だと思いますが、そのためには強い結果枝に着果させることが一番です。
そのために強めの剪定作業を行ったことが良かったのだと考えています!

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