農作業

天草は葉果比80~120に早期摘果するのがベスト!?

天草の摘果作業1

当園で栽培している柑橘の中でも難しい品種のひとつと感じているのが天草です。
とにかく着果量が多く、それほど大きな隔年もありません。
本当によく生る柑橘ですね…。

当園の天草は海抜の低い日照時間の長い園地で栽培しています。
土壌はどちらかというと乾燥しやすいのですが、土が赤土なので、一旦水分を含むとそれなりに保水はしてくれます。

このような土地柄の影響か、玉太りが悪いのが特徴です。
そのため、摘果を早くすれば大きくなると思うのですが、日当たりが良い場所のため、日焼けが多くなります。
早期に摘果してしまうと日焼けした場合、残りの数量にも影響が出てきることもあり、思い切った摘果を出来ないのが現状です。

なので、摘果を3・4回に分けて行っているのが現状です。
こうすることによって生産数量をある程度確保できるし、その年の雨量によって摘果作業のペース配分を考慮しています。

その結果、全体的には小玉傾向にはなりますが比較的糖度もあり、バランスのとれた状態になっています。
今後はサイズアップを図りたいのですが、どのようにするのがベストなのか…。
試行錯誤しながら対応しているのが現状です!

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温州みかんの後期重点摘果は糖度を1アップさせる!?

温州みかんの摘果1

摘果作業が本格的になって来ました。
中晩柑類もそろそろ仕上げに近い状態にもっていく農家さんも多いようです。
当園では相変わらずのスローペースで作業を進めていますが、今後の作業の流れからみると早めにしておいた方が良さそうです。
っというのも、中晩柑の場合、果実の大きさが商品価値に大きく影響を与えます。
たとえ美味しくてもサイズが小さいと規格外になり高評価を得ることは出来ません。
なので、少しでも大きくしたいという気持ちから早めに摘果しておきたいという心理が働くようです。

しかし、温州みかんにおいてはこれに当たらず、大きくすれば良いということではなさそうですね!
やはり糖度アップによる品質の良さが重視されているので、大きくさせることで糖度がのらなかったり、浮皮になったり、厚皮になってしまうことを避けることが大切です。

このようなことから摘果作業を行う場合、今の時期から粗摘果を始め、9月に入ってから仕上げ摘果を行うのが良いといわれています。
このように後期に重点的に摘果作業することで果樹に適度なストレスがかかり、結果的に美味しいみかんを作ることが出来るといいわれています。

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サンフルーツジュースで疲労回復と夏バテ予防!

半島オレンジジュース

毎日暑い日が続いていますね…。
園地で作業していてもクラクラするくらいの暑さなんですが、こんな時は水分補給をこまめにして熱中症に気をつけないといけません。
かといって、水分ばかりを取りすぎると食欲がなくなってきます。
どうしても暑い時は冷たいものや水分ばかりが多くなり普段の食事は避けたくなるんですよね!
実際、昼食はそうめんやざるうどんといった冷たい麺類を食べてしまいます。

実はこのような食事は体内のバランスを崩し、夏バテの原因になることが多いんです。
これを防止するのに効果的なのがクエン酸です。
クエン酸は疲労回復に効果的で、夏バテの予防や回復に効果的な成分として注目されていますよね!
「夏に梅干しを食べるといい」といわれるのも、この効果が期待できるからだといわれています。

そこで、我が家ではサンフルーツジュースを作業から帰ってきた時に飲むようにしています。
サンフルーツに含まれるクエン酸と適度な糖度が疲れをとってくれるんです。
もうしばらくはサンフルーツジュースのお世話になりそうですね!

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清見タンゴールの摘果はあと2ヶ月で仕上げます!

清見タンゴールの日焼け

今シーズンの清見タンゴールの着果量は全体的には多めになっています。
昨年は少なかったので、その反動だと思いますが、それでも少ない木は見事なまでに生っていません。
これまでもこの園地の清見は、若干ですが隔年の傾向にありました。
剪定の仕方が悪いのかどうなのか分かりませんが…。

2年前の台風の影響で木がダメージを受け、葉が極端に少なくなり、昨年は全く実が生らなかったんですが、今シーズンは若干ですが、上向いて来ました。
それでも葉の少ない木があり、それらは着果量が極端に減少しています。
なるべく新芽を出させるような剪定をしてきたので、その効果も少しは出ているようで、着果量の多い木はとんでもないくらいに生っています。

このような状況の中で摘果作業をしているのですが、昨年は少しでもサイズを良くしょうと早めに摘果したことで着色不良の影響が出ました。
もちろん、着色が悪かったのはそのことだけが原因ではないと思います。
昨年の秋頃は暖かく、雨の多い日が続き、結果的に着色を遅らうようです。

昨年の状況を考慮して、今シーズンは摘果のペースを遅くして後期重点摘果を実施するようにしました。
この方法だと玉太りは若干悪くなりますが、実が多いことによりストレスを与えることが出来るので着色は進むと考えています!

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夏場の除草作業は2週間もすれば元通りに…!

除草作業前

除草作業にとって一番厳しい時期になって来ました!
特に今年は雨が少なく、気温の高い日が続いているのですが、雑草にとってはさほど影響がないようで、毎日すくすく育っています。
今日作業したポンカン園は2週間前に除草作業したばかりなんですが、もうすっかり元通りになっています!

今の時期に生えてるのはハタカリと呼ばれている雑草で、一般的な呼び方はメヒシバのことだと思うのですが…。
このハタカリは昔から手をやいていた雑草だったようで、刈り取ってもすぐに生えてくるし、抜き取ろうとすると切れてしまい根が残ってしまうので、雨上がりの土が柔らかくなった時に抜き取っていたようです。
また、乾燥にも強いようで、少々雨が降らなくても成長し、その勢いは衰えないほどです。
機械で刈り取るにしても茎が固く、いつも使用しているリーダーでは十分に刈り取ることが出来ません。

なので、できれば成長しきる前、つまり、伸び始めた頃だと茎は比較的柔らかいので上手く刈り取ることができ、その頃だと種が出来る前なので、繁殖を抑えることも出来ます。
ただ、その頃に刈り取ることが出来ないのが今の時期で、もっと除草作業のペースをアップするしかないのが現状です!

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