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収穫前落果する清見タンゴール、その原因とその対処は…!?

ヘタ落ち果

今シーズンの清見タンゴール、収穫前になって落果が多くなっています。
例年、多少の落果はみられますが、このように落果する果実が多いのは珍しいですね。
何が原因なのか…。
病害虫による被害や樹勢の低下など、様々なことが考えられると思いますが、これといった原因の特定にはいたっていません。

今は少し触っただけでも落果するものもあります。
しかし、落果した果実をみても完熟しているワケではなく、まだ着色が悪いものも落果しています。
もしかすると今シーズンの寒さが原因なのでは…!?
雪や雨が多く、低温の状態が長く続きました。
そして、今でも朝晩の冷え込みが強く、日中との気温差が大きくなっています。
これらが原因で樹勢が悪くなり自然落果のような現象になっているのではないかとも考えられます。

いずれにせよ、落果現象が続いている状況で収穫を早めるのがいいのか、着色がすすんでいないことを重視して、収穫を急がないようにするのか、判断が難しくなってます…。

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柑橘栽培において黒点病の発生を防ぐことは重要なポイント!

黒点病(果実)

果実の果皮に黒い点々が出来る黒点病…。
柑橘栽培において黒点病の発生を防ぐことは今では当たり前のようになっています。
そのための防除も定期的に行われています。

当園でもJAの指導のもと、定期的に防除を行っています。
一応、年に7~8回の防除をするのが通例になっているようですが、当園では減農薬栽培を目指していることもあり、年に4回程度実施しています。
例年であればこの程度である程度は防除できるのですが、今シーズンはあまり効果がなかったようです。
その年の気温や雨量などによって防除の効果が左右されることが多々あります。
それらの気象条件が黒点病の発生を助長したのかもしれません!

この黒点病は果実の外皮に黒い点々が出来るだけで果肉にはほとんど害がありません。
つまり、食味には影響を与えないのです。
しかし、外観が悪いと商品価値は下がります。
ここ数年のオーガニックブームによって、病害虫に対する意識も随分と変わってきたようにも思われますが、それも一部分で、実際に購入する際には外観を気にする場合が多いようです。

柑橘栽培において病害虫の防除は大切な作業のひとつであることに変わりはないようです…。

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今が旬の八朔の健康・美容効果がすごい!

八朔の果肉

サクッとした食感と独特の苦味が特徴の八朔(はっさく)…。
ちょうど今が旬になっています!

柑橘全般にいえることですが、八朔も風邪の予防に効果があることはよく知られています。
これは免疫力を高める効果があるからなのですが、これ以外にも血液をきれいにしたり、抗ガン作用があったっり、疲労回復にも効果があるといわれています。
さらに、肌にハリをあたえたり、便秘の解消にも一役かってくれすようです。
それらのことから、ダイエットやアンチエイジングなどに効果があるといわれています。

当園ではこの八朔を「木生り完熟」させて販売させて頂いています!

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佐田岬半島の厳しい自然環境の中でレモン栽培は可能か!?

レモン

当園に1本だけあるレモンの木…。
清見タンゴール園の脇にあるのですが、毎年健気に実を着けてくれます。
今シーズンも少しだけ実を着けてくれました。

レモンは完全無農薬栽培が基本です。
なので、なるべく病害虫の被害にあわないように気をつけています。
しかし、イマイチ樹勢がよくありません!
やはり日照時間の少ないことが問題なのかもしれません。
そもそも、この佐田岬半島の自然環境の中でレモンの栽培って可能なのか…!?
もしも栽培しようとするならば、防風垣の設置等、それに適した環境を整えることが必須です。

そんな厳しい条件下でも、それなりに毎年実を着けてくれるのが嬉しいですね。
今回収穫したレモンは全て妹が持ち帰り…。
まァ~、喜んでくれたので良かったです!

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不知火(デコポン)は今が一番の食べ頃です!

不知火(デコポン)

今日は朝から雨の一日になりました。
昨日、苗木を植え付けたのでそれはそれで良かったのですが、収穫が進まないのが気になるところです…。

さて、今日は不知火(デコポン)の発送作業をしました。
当園のお客様の中には「食べ頃になったら発送してください!」っと依頼される方が多いんです。
この食べ頃というのが問題で、それぞれ個人によって好みが違うので最初はどのタイミングで発送したらいいのか迷っていましたが、最近は迷わなくなりましたね。
甘いのが好みの方は完熟したとき、少し酸味があるのを好まれる方は少し早めに発送しています。
しかし、これが出来るのも店頭販売で受付した時だけ…。
ネットショップの場合は流れ作業のようになっているのでこのような細やかなやり取りは出来ません。
ひとりで作業しているのである意味仕方がないことなんですが…。

さて、今シーズンも当園の不知火(デコポン)を楽しみにして頂いているお客様に美味しく味わっていただきたいという想いを込めて箱詰めしています。
すでにリピートの方もいまして嬉しい限りです!

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