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30年近くになると柑橘園の設備も古くなりますよね…。

モノレール設備

昨日、モノレールの架け替えのための現地調査がありました。

柑橘園の設備で一番多く設置されているのがモノレールです。
労力の軽減のためには欠かせない設備なんです。
それが設置されたのは約30年程前からでしょうか…!?
かなり古くなっている物もあり、数年前から架け替えをしています。

しかし、このモノレールが高額なんですね!
園の広さにもよるんですが、約100万円はかかるんです。
そう簡単に架け替え出来るものでもないので、周辺の園の方と共同で行います。
そうすることによって補助金の申請をすることが出来ます。

大変な投資になるのですが、これも仕方がないことです…。

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不知火からはるみに改植するための最後の収穫…。

完熟下不知火

分割採集をしている不知火…。
もう、ほとんどの園では収穫は終了しているのですが、少し試してみたいことがあって残していた実を本日収穫しました。

っというのも、完熟させた不知火の美味しさは格別だったんです!
いつも採り忘れた不知火を4月以降に食べる事があるのですが、この食味が本当に絶妙なんです。
なので、実際に残してチェックしてみることに…。

結果、食味は良くなっているものの、不知火独特の紅の濃い色がなくなって薄くなっていました。
もう、この時期になると日に日に着色が戻ってくるのかもしれないですね!
この感じだと、「木生り完熟」としては魅力がなくなっているような気がします。

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柑橘は実っている位置で食味が違うので分割採集は大切です!

サンフルーツ

今日はサンフルーツの収穫をして来ました。
収穫の時はいつも柑橘を食べています。
なので今日はサンフルーツを食べて来ました。
これは喉の渇きや空腹感を満たすこともあるのですが、今、収穫している柑橘の状態を確認するという意味もあります。

サンフルーツも木のてっぺんから地面すれすれのところまで、木の表面や内側まで、本当に色々なところに生っています。
(柑橘の種類によっては摘果作業によって実のつける位置を調整することがありますが…。)
その色々な位置に生っているの柑橘を食べるのですが、それぞれ食味が違ってきます。
分割採集をする上で今収穫している部分の食味を確認しているというワケなんです。

食味が良くなっているということは収穫の適時になっているということ…。
自分で味を確かめながら収穫作業をすることが大切だと思っています。

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今シーズンは出荷作業に悪戦苦闘してます…。

清見タンゴール

今シーズン、各柑橘とも精品率が悪く出荷指示が来てもその数を用意するのに大変です。
っというのも、昨年秋の台風の影響で果実に擦り傷が多く、外観不良が多いこかぜとがあります。
中には傷が原因で腐敗してしまう実もかなりありました…。
さらに、年明けからの寒波の影響で雪が多く、低温の状態も続いていたので着色が進まず、未だに完全着色になっている果実が少ないという状況です。

そんな状況で出荷指示が来てもそれを準備することが難しくなっているのが現状…。

これからは分割採集の徹底と着色を見極めてから収穫するようにして、けっして焦って収穫しないことが大切になってくると考えます。

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清見タンゴールの収穫、2ヶ所目に入りました!

急斜面

清見タンゴールの収穫も今日から2ヶ所目の園へ!
今回の園、我が家では最も広い柑橘園になります。
海抜が低く谷を挟んで北東向きと南東向きに分かれている場所です。
その為、日照時間が短いのが欠点で、今シーズンのように着色が悪い場合は不利な状況になります。

さらに、園内の土壌は水分をよく含む土壌になっている反面、ガラ石の多いのが特徴です。
それを考慮して、なるべく多くの実を着けさせることによって適度なストレスを与え、糖度アップを図っています。
その結果、口当たりのよい果実に仕上がってくれます!

急斜面のため、段々畑にすることによって少しでも日当たりを良くし、水はけもスムーズにする…。
また、強い風への対策は防風垣で!
先人の知恵って本当にすごいですよね。

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