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清見タンゴールの収穫、2ヶ所目に入りました!

急斜面

清見タンゴールの収穫も今日から2ヶ所目の園へ!
今回の園、我が家では最も広い柑橘園になります。
海抜が低く谷を挟んで北東向きと南東向きに分かれている場所です。
その為、日照時間が短いのが欠点で、今シーズンのように着色が悪い場合は不利な状況になります。

さらに、園内の土壌は水分をよく含む土壌になっている反面、ガラ石の多いのが特徴です。
それを考慮して、なるべく多くの実を着けさせることによって適度なストレスを与え、糖度アップを図っています。
その結果、口当たりのよい果実に仕上がってくれます!

急斜面のため、段々畑にすることによって少しでも日当たりを良くし、水はけもスムーズにする…。
また、強い風への対策は防風垣で!
先人の知恵って本当にすごいですよね。

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愛媛の独自ブランドの甘平が人気急上昇です!

甘平1

今や愛媛を代表する柑橘となった甘平…。
その濃厚な甘さは甘平ならではですよね!

当園でも自家消費程度ですが栽培しています。
今シーズンは他の柑橘同様、着色状況がイマイチだったのですが、収穫時期を遅らせることである程度は改善することが出来ました。
他の柑橘、特に不知火はなかなか着色が進まず苦戦したのですが、この甘平は予想以上に着色が進みホッとしたところです。

ちなみに、本日から店頭のみでの限定販売を開始したところ、あっという間に完売したようです!
収穫量も少ないということもあるのですが、甘平ファンの方が増えて来ていることを実感しました。

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摘果作業を怠ると精品率は下がります…。

三個生り

今、サンフルーツをメインに収穫しているのですが、着色不良とサイズが小さいので少し離れた園に移動。
といっても、同じ園内で畑の向きが少しだけ違うんです。

ここでの状況はといいうと…、
「着色は進んでいますが、サイズが小さい。」
この場所は日当たりが良いので、着色は進んでいたようですが、摘果作業を十分にしていなかったので、サイズが小さくなったようです。

やはり、摘果作業をちゃんとしておくと、サイズが揃ってくるのはもちろん、全体的に綺麗な果実の割合が多くなります。
今となってはどうしようもないですが、来シーズンの課題としておくことにします!

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今シーズン初出荷の清見タンゴールは20ケース!

清見タンゴール

いよいよ今シーズン最後の出荷銘柄、清見タンゴールの登場です!
当園では最後の品種になります。

ここ佐田岬半島の先端、三崎地区は清見タンゴールの一大生産地。
半島の厳しい自然環境の中で育った清見タンゴールは市場での評価も高く、人気品種のひとつになっています。

今シーズンは着色不良に加え落果してしまう果実が多くなっています。
そんな中、当園でもようやく初出荷の日がやって来ました!
当園で一番着色がよく、食味の良い園のものを準備しました。
といっても、光センサーが判別するので、自分が個人的に美味しいと感じても評価に反映されないとは思いますが(笑)

これから収穫のタイミングと分割採集をすることによって美味しい清見タンゴールを市場に出せると良いのですが…。
しかし、昨年秋の台風の影響や長雨の影響による外観不良のものが多いようなので、気になるところですが、外観はイマイチでも味が変わらなければ支持していただけると思います。
そういうわけで、「ワケあり商品」が増えそうな予感です!

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防風垣の補植の大切さを実感した昨年の秋…。

杉の苗木

昨年の秋に大型の台風が2度、ここ佐田岬半島に接近しました。
その時の被害は大きく、防風垣や柑橘の木が根元から倒されたり、果実も被害にあいました。
防風垣のしっかり整備されている園の被害は少なかったのですが、管理の行き届いていない園では様々な影響が出ました。

柑橘園というのは自分の園だけを管理していれば良いというわけではなく、周囲との連携が大切です。
登園の被害の約50%は周囲の園からのものでした。
日頃の管理を怠り、再三の忠告も聞く耳を持たず…。
その結果、「申し訳なかった…。」で済ませてしまうことになってしまいました。
確かに様々な考え方で栽培をしているとは思いますが、周囲に迷惑をかけないということは常識として認知して頂きたいです。

高齢化が進む中、柑橘園の管理が出来なくなっている現実を自覚し、周囲との連携を深めて行くことも大切だと感じます。
対処出来ない時には周囲に助けを求める、求めやすく出来る環境を作り上げるのが我々後継者の役割なんだろうと…。
そのために自分には何が出来るのかを考えつつ日々の作業をしていくことが大切ですね。

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