今日は柑橘の病害についての話です…。
今シーズンは本当に果皮にダメージを受けた年でした。
昨年の秋以降、台風の襲来や長雨、そして年明けからの寒波による積雪や低温…。
これほど気象状況が悪かったシーズンはなかったのではないかと思います。
当園での被害は黒点病が最もひどかったですね。
秋の長雨と気温が高かったこと、そして各病害虫の防除の回数を少なくしたことが発生を広げてしまったようです。
周りの農家さんは使用限度いっぱいの農薬を散布する方が大半なのですが、それでも発生を防げなかったみたいですね。
病害虫の防除は農薬の散布だけではなく、園内の管理も大切だと痛感しました。
風通しを良くし、木の内部にまで十分に日照があるようにしなくてはイケないようですね。
選定作業をはじめ、各作業においてこのことを考慮しておくことが大切です。
時間的に難しいこともありますが、出来ることから実施していきたいと思います!
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