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不知火(デコポン)の出荷がピークに!

出荷用の不知火

2月中旬、ここ佐田岬半島では不知火(デコポン)の出荷がピークに達してます。

当園のあるエリアは三崎共選に属しています。
JAの組合員である場合、ほとんどの柑橘農家はこの共選に出荷することになります。
(ここ数年、地方市場や個人販売をする農家さんも増えて来ましたが…。)

共選に出荷するには各柑橘によって規格が決められています。
それに適合するように選別し、指定された日時に割り当てられた数量を出荷することになります。
まさに今、この選別・出荷作業に追われる日々が続いています。
細やかな選果基準にそっての作業…。
個人的には柑橘栽培の中でも苦手な作業のひとつで、収穫作業と並行しながらなので、バタバタの日々が続きます!

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不知火の次は清見タンゴールが鳥の食害に…。

清見タンゴール

今シーズン、イノシシの食害は防いでいるものの、鳥による食害が後をたちません。
といっても、それなりの対策をしているワケではないのですが…。

この辺ではイノシシの被害が甚大で、それに比べると鳥の場合、比較的軽い食害で済むので気にならないということもあります。
しかし、鳥は鳥でもカラスになると別問題です!
カラスが群れで園内に入った場合、その食害の量はかなり多くなることがあります。

今回、見回りに来た清見園でも例年よりカラスの被害が多くなっています。
カラスによってサンテを剥がされた果実はヒヨドリやメジロなどの小型の鳥たちの標的になります。
清見タンゴールの収穫は今月下旬から…。
着色の状況を確認したところ、今シーズンはもう少し遅れそうです。
収穫までに被害が拡大しそうであれば対策を考えた方がいいのでしょうが、これといった策が見当たりません…。

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不知火の選別と貯蔵の方法…。

不知火の予措

今日、午前中は納品のため新居浜へ!
それが終わると直ぐに帰ってきて収穫作業をする予定でしたが雨のため中止。
なので、不知火を選別して貯蔵するための作業をしました。

不知火は貯蔵する時にも気を使います。
果実の状態によって4段階に区分します。
そして、その際の取り扱いも細心の注意が必要で、落とすことはもちろん、手荒なことは一切厳禁!
「そォ~っと。」って感じで扱うよにしています。

今から貯蔵して熟成させ、3月中旬には美味しくなってくれると思います。
もちろん、今の段階でも十分食べれるのですが、やはり、不知火本来の食味はある程度熟成させるほうが引き出せます。
手間隙かけて育ててきた不知火。
もう少しで販売開始です!

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新聞紙を活用した貯蔵方法で美味しい伊予柑を!

伊予柑

昔から人気がある柑橘のひとつの伊予柑。
その香りの高さと甘酸っぱい食味が特徴の柑橘ですよね!
今ではジュースやマーマレード等、伊予柑を使った加工品も多く、その人気の高さを伺うことが出来ます。

その伊予柑、貯蔵期間の長い柑橘としても知られています。
収穫をするのは12月、食べころになるのは2月下旬…。
この長い貯蔵期間の間で、果実は熟成され美味しくなります!

最近では甘い柑橘の人気が高く、酸味の残る柑橘は消費されなくなっています。
この伊予柑も例外ではなく、生食用としては少なくなっているのが現状です。
そうはいっても、あの独特な食味のファンがいることも事実…。
当園では少量ではありますが、栽培を続けていこうと思っています!

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とにかく気遣いの多い不知火(デコポン)の出荷準備作業!

不知火の出荷

今日、午後から不知火の出荷準備作業に入りました。
前回は着色不良のため、出荷を見送っていたので、今回が初出荷になります。

とにかく今シーズンは天候不順で収穫が遅れたり、着色が進まなかったりと散々でした。
しかし、収穫を進めるうちに着色も良くなってきた園もありました。

当園の不知火は糖度はそこそこあるんですが酸も高い園があるので出荷が遅れます…。
なので、じっくり貯蔵して熟成させるようにしています。
その成果もあってか、着色が良くなっている果実も多くなり、なんとか出荷できるようになりました。

出荷の際に注意したいのが「ヤケ果」です。
この症状はコハン症とも呼ばれ、なかなか厄介な症状で、当園でも悩みの種でして…。
選別作業ではこの症状を見逃さないよう、細心の注意をはらいながら作業しています!

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