農作業

当園の柑橘の販売期間も残すところ約1ヶ月に…。

カットした柑橘

大型連休も終わり、平穏な日常が戻ってきた感じですね。
連休は楽しまれましたか!?

さて、当園の柑橘販売もそろそろ終盤に入ってきました。
今ネットで販売中の柑橘は清見タンゴールです。
そして、店頭販売(新居浜市)ではサンフルーツと清見タンゴールの2種類です。
このうち、サンフルーツは残り僅かになっています。

ネット販売でのサンフルーツは木生り完熟にこだわり、注文を受けてから収穫することで、よりフレッシュな食味を味わっていただけたことと思っています。
ただし、サンフルーツのネットでの販売は先日、終了いたしました。
あとは店頭販売のみとなります。
また、清見タンゴールは長期貯蔵によってしっかりと熟成され、後口の良いサッパリとした甘さの味わいとなって来ました。

これから気温が上昇するにつれ、後口のよいサッパリとした食味の柑橘が美味しくなりますね。

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今シーズンも大人気だった「はるみ」の花の状況を確認!

はるみの蕾の状況

年々、人気が高くなっている「はるみ」。
もう、来シーズンに向けての準備が始まっています。

先ずは花の状況ですが…、
今シーズンも隔年が激しく、良く生っていた木とそうでもない木、中には果実が数個という木までありました。
今の花の着き具合を見る限り、同じように隔年の兆候が現れています。

このはるみは本当に隔年が多いようで、選定の仕方によっても多少違ってくるといわれていますが、なかなか思うように栽培できないのが現状です。

今シーズンは花のうちから摘蕾作業を行ってみたいと考えています!

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今シーズンは「あらまし的な作業」が目標です!

除草作業1

今シーズンも本格的に除草作業が始まりました。
例年のことなんですが…、
除草作業をスタートした園から一通り終わって元に戻ってくると、元のように雑草が生い茂えっている状況。
いつもこの繰り返しです。

これでは他の作業に当てる時間が少なくなり、いつも中途半端になっています。
これでは柑橘農家としては失格です!
なので今シーズンから作業の時間配分を考慮して、除草作業にかかる時間を短縮することにしました。
といっても、除草剤を使用するのではありません。
ちょっと手抜きをしてみようと思っています。
つまり、「あらまし」で作業を進めるということ…。
園地の土壌や木に弊害が出ないよう、適度に手を抜いて時短に取り組んで行こうと思います。

どれくらいのペースで除草作業をこなしていくのがベストなのか…。
ワンシーズンかけて試していきたいと思います!

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サンフルーツの今シーズン最後の収穫量は約400kg!

特大サンフルーツ

今日でサンフルーツの収穫が終わりました。
これで、今シーズン全ての柑橘の収穫を終えることが出来ました。
長かったような、あっという間だったような…。

今シーズンの収穫を振り返ってみると、年内に収穫する柑橘は順調だったのですが、年明けの不知火(デコポン)が着色不良で、その後の伊予柑や八朔、サンフルーツに清見タンゴールと着色が悪く悪戦苦闘しました。
中でも清見タンゴールは出荷することが出来ない状態がしばらく続きました。
三崎共選も農家から集まらないので苦労したようです。

そんな中、木生り完熟を目指した八朔とサンフルーツは遅れ気味でしたが、なんとか好評を得ることが出来ました。
発注を受けてから収穫に行くという小規模農家ならではの方法だったのですが、ご注文頂いた皆様には満足して頂いたようです。

今日の収穫の約400kg分は店頭販売用としてストックしておく予定です。

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日向と日陰でこんなに色が違うもの!?

色の比較

木生り完熟のサンフルーツ…。
その食味は生っている場所によって多少の違いがあります。
同じように完熟している実でも若干ですが差は出てくるものなんです。
が、これほどまでに色の違いが出ているとは…。

基本的に日当たりの良い場所に生っている果実は紅が濃く、日陰に生っているものは薄い傾向にあります。
さらに、サンフルーツは完熟してからは徐々に色が戻っていきます。
つまり、紅が薄くなってくるのですが、このように全体的にうすくなることはほとんどないと思います。

実際に食べ比べてみたのですが、食味にはほとんど違いはありませんでした。
どうやら見た目だけだったようです。
しかし、見た目は大切で、紅の濃い方が美味しそうに見えますよね!?
やはり、木の内側になっている実は摘果した方がいいようですね。
摘果の大切さを再認識した一日でした…。

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