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作業日誌(ポンカン・はるみ)

2025年10月14日 晴れ 23.9℃

園地:ジルクミ(ポンカン)/トミノカ(はるみ)

作業内容

太田ポンカンとはるみの仕上げ摘果を実施。

それぞれ道の駅「きらら館」への補充分として収穫を行いました。

所見・メモ

果実は少しずつ色づきが進み、食味にも変化が見られるようになってきました。

この時期ならではの若い香りと、酸の中に感じるまろやかさが摘果玉の魅力。

年々販売も定着しつつあり、リピーターも増えてきています。

今後の予定

はるみの摘果玉は、今後シロップに加工して販売予定。

また、これまでの試作をもとに、来季以降も様々な商品化に向けて製造工程の検討を進めていきます。

作業日誌(デコポン)

2025年10月7日 晴れ 28.0℃

園地:オチミズ(デコポン)

作業内容

今日はクーラー設備のあるデコポン園で摘果作業を行いました。

この園地では除草剤や肥料は使いませんが、農薬については共同作業となるため、どうしても最低限の散布は必要になります。

そのため、下草は長めに残して農薬が直接土に当たらないよう工夫しています。

ただし、あまりにも草が多すぎると病害虫の温床となるので、株元はすっきりと整理して陽射しが差し込むように整えています。

所見・メモ

摘果の対象となった実は、画像のとおり形の悪いものや過剰な実です。

最低限とはいえ農薬を使用しているため、今回の摘果玉はすべて廃棄となります。

ほんとうにもったいないと感じる瞬間ですが、デコポンの品質を保つためには必要な作業でもあります。

作業日誌(2025年10月6日)

晴れ 22.3℃

園地:午前中→トミノカ(はるみ)

   午後から→ウマキ(清見タンゴール)

午前中ははるみ、午後からは清見タンゴールで、それぞれ摘果玉の収穫作業を行いました。

はるみは道の駅向け、清見タンゴールは飲食店からの注文用。用途に応じて摘果玉の収穫を進めています。

はるみの状況

ここ数日の雨で、はるみに裂果の症状が出始めてきました。

細やかなチェックを行いながら対応を進める必要があります。裂果は果実の健康状態や天候の影響を如実に表すので、摘果のタイミングや管理方法を改めて見直すきっかけになります。

摘果玉については、昨年から道の駅やネットを通じて販売を始めていて、少しずつ認識されてきたところです。消費者に向けて「摘果玉=ただの間引きではなく、新しい価値があるもの」という意識が広がり始めています。

清見タンゴールの摘果

午後はウマキ園地にて清見タンゴールの摘果玉を収穫しました。

こちらは飲食店からの注文分。

市場や飲食店など用途別に摘果玉が流通し始めており、少しずつ販路が広がってきています。

摘果玉販売の現状と課題

昨年から本格的に消費者へアピールを始めた摘果玉。販売は順調に広がりつつあり、徐々に認知されてきました。

しかし、まだまだ認知度は低いのが現状。

単なる副産物としてではなく、食文化や循環型農業を象徴する存在として、当園の取り組みと合わせて広く伝えていく必要があります。

作業日誌(2025年10月4日)

曇り時々雨 22.1℃

園地:ジルクミ(デコポン

今日はデコポン園で下草の処理作業を行いました。

雨が降ったり止んだりの空模様で足元は悪かったものの、湿り気がある分、草切れは良く効率的に作業が進みました。

大変な作業ではありますが、こうした天候がむしろプラスに働くこともあります。

栽培方針と工夫

当園の管理の基本は、

陽射しを地面に届けること

・園地内の風通しを確保すること

・バイオ炭を投入して土壌を元気にすること

です。

今回の下草処理もその一環であり、樹勢を健全に保ち、果実の品質を安定させるために欠かせない作業となっています。

作業日誌(2025年10月2日)

天候・気温

晴れ 22.8℃

園地

ねのfarm

作業内容

今日は炭出し作業。

今回の原料はサンフルーツと清見タンゴールの剪定枝のミックス。

前回までの経験を活かしながら炭化に挑戦し、思った以上に良い仕上がりとなった。

チームの様子

「チーム名取」のメンバーも手慣れてきて、作業の段取りや役割分担がスムーズに進むようになってきた。

炭の取り出し作業も息が合っており、作業効率も向上。

炭質を確認しながらの共同作業は、単なる労働にとどまらず、地域の連帯感を深める貴重な時間にもなっている。

仕上がり

サンフルーツと清見の木質特性の違いがどのように炭質へ影響するか、今後の利用や分析の中で確認していく予定。

今回炭化したものは、形や硬さともに十分で、燃料や土壌改良資材として活用できそう。

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