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道の駅きらら館「きららメロディ市」に参加しました!

9月14日、道の駅「伊方きらら館」で開催された きららメロディ市 に参加してきました。

当園では普段、柑橘の栽培や摘果作業に励んでいますが、この日は少し趣を変えて「摘果玉の魅力」を伝えることを目的に出店しました。

摘果玉ってなに?

摘果玉は、果実を大きく育てるために間引かれる小さな青い実のこと。

通常はそのまま廃棄されてしまうのですが、実はビタミンCやクエン酸など栄養が豊富で、香りも爽やか。

私たちは「資源を無駄にせず循環させたい」という思いから、この摘果玉を活かしたシロップづくりに取り組んでいます。

シロップを通じて伝えたいこと!

イベントでは、この摘果玉シロップを中心に販売しました。

「無農薬・無肥料・除草剤も使わない」という当園の農法を紹介しながら、

「こんな小さな実にも価値があるんだ!」ということを一人でも多くの方に知っていただけるように工夫しました。

試飲された方からは

「爽やかで美味しい!」

「子どもにも安心して飲ませられる」

といった声をいただき、私たちの取り組みが確かに届いていることを実感しました。

これからの取り組み

直売イベントは、ただ商品を販売するだけでなく、農園の考え方や栽培の工夫を直接お伝えできる場。

今後もこうした場を大切にしながら、摘果玉をはじめとした“副産物”の価値を広げていきたいと思います。

次回のイベントに向けて、商品の見せ方や試飲のスタイルをさらに工夫し、もっと多くの方に「ユウギボウシ愛媛の想い」を感じていただければ嬉しいです。

作業日誌|2025/09/13 ウマキ(曇り 28℃)

今日の作業

園地「ウマキ」にて摘果作業を実施。

道の駅販売用に果実を収穫。

所見・メモ

今シーズンの仕上げ摘果作業が本格化してきた。

果実の大きさや形を見ながら、樹勢とのバランスを考えて仕上げを進めた。

今回収穫した果実は、道の駅「未知のエアきらら館」にも出荷予定。

観光客や地域の人々に直接手に取ってもらえる場であるため、見栄えや鮮度、香りを特に意識して収穫を行った。

直売は、農園のこだわりを伝える大切な場であり、消費者とのつながりを深める機会にもなる。

オーナー制度やSNSでの発信とあわせ、こうした販売活動を通じて信頼関係を築いていきたい。

今後の予定

摘果作業を継続し、着果量をさらに調整して品質を高める。

販売用果実の収穫タイミングを見極め、鮮度を保ちながら出荷できるよう準備を整える。

他園地(シタバタケ、ニナバなど)でも仕上げ摘果を進め、園地ごとの違いをデータ化しながら整理していく。

作業日誌|2025/09/11 シタバタケ(晴れ 25.8℃)

今日の作業

園地「シタバタケ」にて剪定枝の炭化作業を実施。

使用機材:無煙炭火器。

剪定枝を投入し、炭化を進めた。

方法

無煙炭火器を用いて、剪定枝をその場で炭化。

製炭炉を持ち込めない園地でも活用できる手軽さが大きな利点。

空気量の調整や火の回りを確認しながら作業を進行。

所見・メモ

火力の調整には慣れが必要で、炭化比率や質はまだ安定していない。

ただし、機材自体の操作性は良く、短時間で炭化できるため省力化の効果は大きい。

今後は炭質や収量の安定化に向けて、複数回の実践を重ねて習熟度を高めていきたい。

今後の予定

他園地との炭質比較を行い、土壌投入後の効果測定につなげる。

無煙炭火器でのデータと、製炭炉でのデータを並行して蓄積し、最適な活用法を検討。

作業日誌|2025/09/09 ねのfarm(晴れ 34℃)

今日の作業

今日の作業

園地「ねのfarm」にて製炭作業を実施。

今回で3回目の製炭。

強い日差しの中、チームのメンバーが協力して作業を進行。

方法

清見タンゴールの間伐材を中心に集め、製炭機に投入。

火入れ後は排煙を確認しながら温度調整を行い、安定した炭化を目指した。

事前に準備していた木材の仕分け・投入もスムーズに進み、作業効率が向上。

所見・メモ

3回目となり、チーム全体の動きが洗練され、段取り良く進められたのが印象的。

高温下での作業だったが、休憩を挟みながら安全に進行できた。

出来上がった炭は粒度が安定しており、次回以降の園地投入に活用できる見込み。

今後の予定

出来上がった炭の重量を計測し、園地ごとの投入計画に反映。

炭の性質(硬さ・粒度・吸水性)を確認し、用途別に選別。

次回製炭では、さらに燃焼効率を高める工夫を検討する。

作業日誌|2025/09/08 ニナバ・シタバタケ(晴れ 28.0℃)

今日の作業

午前:園地「ニナバ(清見タンゴール園)」にて摘果作業。

共同選果場基準に従い、規格外果を中心に整理。

午後:園地「シタバタケ(デコポン園)」にて仕上げ摘果。

作業の合間に、先日地表撒きしたバイオ炭の様子を確認。

方法

ニナバ園:果実の大きさ・形・病害状況を確認しながら基準に合わせて摘果。

シタバタケ園:仕上げ摘果を実施。併せて、炭投入後の状態を観察。地表撒きしたバイオ炭は下草に覆われることでしっかり固定されており、雨風による流亡の心配は少ないと感じた。

所見・メモ

清見タンゴールでは果実肥大が順調で、摘果によって残した果実の品質向上が期待できる。

デコポン園では炭の存在が自然に土壌と一体化しており、微生物や下草との共生も進みそう。

今後は降雨後の水はけや、葉色の変化とあわせてバイオ炭の効果を確認していく必要がある。

今後の予定

9月中旬に再度園地の点検を行い、炭の定着状況と果実の生育を比較調査。

各園地ごとの摘果進捗を整理し、10月初旬に全体のバランスを見直す。

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