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作業日誌 2025/09/18|摘果作業と収穫(コミ山・ウマキ)

― 摘果玉の利用を模索しながら、販売用の収穫へ

日付:2025年9月18日

天候:晴れ時々曇り 28.1℃

園地:午前→コミ山(はるみ園)/午後→ウマキ(清見タンゴール園)

作業内容:摘果作業・販売用収穫

詳細

午前中は「はるみ」の仕上げ摘果を実施。作業の合間に、摘果玉の新たな利用方法を模索した。

午後はウマキの清見タンゴール園で、道の駅きらら館で販売するための摘果玉を収穫。

所感・注意点

はるみは樹勢を見極めながらの仕上げ摘果が必要で、果実のバランスを保つことが今後の収量・品質に直結する。

摘果玉はこれまで廃棄されることが多かったが、販売や加工につなげることで新しい価値を生み出せる可能性を感じる。

午後に収穫した清見タンゴールの摘果玉は、鮮やかな緑と爽やかな香りが特徴で、イベントや直売所での販売にも手応えを感じた。

今後の予定

摘果玉の利用方法をさらに具体化(加工・販売の両面から検討)。

直売所・イベントでの反応を観察し、今後のマーケティングに活かす。

各園地での摘果作業を継続しながら、販売用の収穫を進める。

作業日誌 2025/09/17|製炭作業(ねのfarm・清見タンゴール)

― シンプルな炉だからこそ温度管理に集中した一日

日付:2025年9月17日

天候:晴れ 36℃

園地:ねのfarm

作業内容:製炭作業

詳細

清見タンゴールの木を製炭。

製炭炉を使用。

作業の要点は炉内の温度調整。

所感・注意点

炉の構造自体はシンプルだが、温度管理は非常に繊細で細やかな気配りが必要。

高温になりすぎると炭の質を落とす原因となり、逆に温度不足では炭化が進まない。

「シンプルだからこそ気を抜けない作業」であることを改めて実感した。

今後の予定

次回の炭出し時に重量と歩留率を記録。

他の製炭方法(無煙炭火器など)との比較も継続して行い、データ化を進める。

道の駅きらら館「きららメロディ市」に参加しました!

9月14日、道の駅「伊方きらら館」で開催された きららメロディ市 に参加してきました。

当園では普段、柑橘の栽培や摘果作業に励んでいますが、この日は少し趣を変えて「摘果玉の魅力」を伝えることを目的に出店しました。

摘果玉ってなに?

摘果玉は、果実を大きく育てるために間引かれる小さな青い実のこと。

通常はそのまま廃棄されてしまうのですが、実はビタミンCやクエン酸など栄養が豊富で、香りも爽やか。

私たちは「資源を無駄にせず循環させたい」という思いから、この摘果玉を活かしたシロップづくりに取り組んでいます。

シロップを通じて伝えたいこと!

イベントでは、この摘果玉シロップを中心に販売しました。

「無農薬・無肥料・除草剤も使わない」という当園の農法を紹介しながら、

「こんな小さな実にも価値があるんだ!」ということを一人でも多くの方に知っていただけるように工夫しました。

試飲された方からは

「爽やかで美味しい!」

「子どもにも安心して飲ませられる」

といった声をいただき、私たちの取り組みが確かに届いていることを実感しました。

これからの取り組み

直売イベントは、ただ商品を販売するだけでなく、農園の考え方や栽培の工夫を直接お伝えできる場。

今後もこうした場を大切にしながら、摘果玉をはじめとした“副産物”の価値を広げていきたいと思います。

次回のイベントに向けて、商品の見せ方や試飲のスタイルをさらに工夫し、もっと多くの方に「ユウギボウシ愛媛の想い」を感じていただければ嬉しいです。

作業日誌|2025/09/13 ウマキ(曇り 28℃)

今日の作業

園地「ウマキ」にて摘果作業を実施。

道の駅販売用に果実を収穫。

所見・メモ

今シーズンの仕上げ摘果作業が本格化してきた。

果実の大きさや形を見ながら、樹勢とのバランスを考えて仕上げを進めた。

今回収穫した果実は、道の駅「未知のエアきらら館」にも出荷予定。

観光客や地域の人々に直接手に取ってもらえる場であるため、見栄えや鮮度、香りを特に意識して収穫を行った。

直売は、農園のこだわりを伝える大切な場であり、消費者とのつながりを深める機会にもなる。

オーナー制度やSNSでの発信とあわせ、こうした販売活動を通じて信頼関係を築いていきたい。

今後の予定

摘果作業を継続し、着果量をさらに調整して品質を高める。

販売用果実の収穫タイミングを見極め、鮮度を保ちながら出荷できるよう準備を整える。

他園地(シタバタケ、ニナバなど)でも仕上げ摘果を進め、園地ごとの違いをデータ化しながら整理していく。

作業日誌|2025/09/11 シタバタケ(晴れ 25.8℃)

今日の作業

園地「シタバタケ」にて剪定枝の炭化作業を実施。

使用機材:無煙炭火器。

剪定枝を投入し、炭化を進めた。

方法

無煙炭火器を用いて、剪定枝をその場で炭化。

製炭炉を持ち込めない園地でも活用できる手軽さが大きな利点。

空気量の調整や火の回りを確認しながら作業を進行。

所見・メモ

火力の調整には慣れが必要で、炭化比率や質はまだ安定していない。

ただし、機材自体の操作性は良く、短時間で炭化できるため省力化の効果は大きい。

今後は炭質や収量の安定化に向けて、複数回の実践を重ねて習熟度を高めていきたい。

今後の予定

他園地との炭質比較を行い、土壌投入後の効果測定につなげる。

無煙炭火器でのデータと、製炭炉でのデータを並行して蓄積し、最適な活用法を検討。

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