スポンサーリンク

産直市にて温州みかんとレモンの2品種をチェック!

温州みかん

今、産直市場やホームセンター、スーパー等で賑わいを見せている柑橘といえば温州みかんです。
着色が良くなってきているのが極早生みかんですね。
このような産直市で並んでいるのは農家さんが個人単位で持ち込んだ物が多いようで、商品のパッケージにはそれぞれ産地や、生産者・販売者の氏名が明記されています。
どこの、何て名前の方が作って誰が販売しているのか分かるようになっているので、購入する側からみても安全ですよね。

実際、このような産直市に商品を並べるということは、それだけ農家さんに負担が掛かって来ているのではないかと思います。
一店舗だけの納品であれば問題ないですが、他の多くの店舗に納品するとなると、それだけでも労力が必要になり、それなりに負担になるように感じるのですが…。
それを商品価格に反映されているのであれば問題ないのですが、そうでないとするとかなりの経費負担を余儀なくされていたと思おいます…。
このような場合、やはり一農家さんが複数の店舗を掛け持ちするとなると、いかにコストを下げるかも大切になります。

産直市は新鮮でお買い得な場所として注目されています。
その期待を裏切らないよう、生産者としても努力することが大切になってきますね!

続きを読む

約2ヶ月間に及ぶ防風垣の手入れの始まりです!

防風垣の手入れ1

いよいよ防風垣の手入れのシーズンに入ってきました。
ここ佐田岬半島における柑橘栽培は段々畑が大半を占めます。
その段々畑は石垣と防風垣によって整備されています。
その中で防風垣の役割は、読んで字のごとく、園内に風が吹き込むのを防ぐ目的で設置されています。

シタテ(宇和海)では特に台風などによる暴風、そしてウワテ(瀬戸内)では冬場の北西風を防ぐことを主な目的としています。
これらの風が柑橘に与える影響は大きく、実が擦れて傷ついてしまったり、木が折れてしまったり、また、塩害の防止にも効果があります。

この防風垣の手入れはその地域によって多少違っていて、当園のある宇和海側では台風シーズンが終わった今の時期から始めます。
この作業は年に一度なので、一度に切る量が多く、大変な作業になっています!

続きを読む

今シーズの初実食は温州みかんでした!

温州みかんの試食

今日は温州みかんの様子をみて来ました。
当園では5本の温州みかんを育てています。
当然ですが、これだけの本数では出荷出来るワケもなく、ただ、自家消費のために植え付けたものでした。
しかし、当園の柑橘を毎年のように楽しみにされているお客様から、早い時期から食べたいという要望も多く、昨シーズンも試作品なが発送させていただきました。

温州みかんとして美味しくなるのは後5年位は必要だと思っています。
今回、実際に試食してみたんですが、やはり、木の若さが果実の食味に出ているように感じました。
とはいっても、まだまだ熟す前の段階なので、本来の食味になっているわけではないのですが…。
試食した感じは、酸味が少なく、味に深みが出ていないですね!
でも、この時点で酸味がこれほど少ないとは思っていなかったので、チョッと驚いています。

これから秋が深まって来るに連れ朝晩の冷え込みが強くなって来ると着色も進み、それと同時に食味も増して来ると思います。
今から食べころになるのが楽しみですね…。

続きを読む

台風25号の影響で折れてしまった不知火の木は萎縮病!?

台風の被害

台風一過の早朝、被害が出ていそうな箇所をチェックして来ました。
今回は風が強くて雨はほとんど降らなかった、いわゆる「風台風」でしたね。
接近した頃から南寄りの風が強く、通過後の吹き返しも強かったので、影響が気になるところ…。

とりあえず、一番影響が出ていそうな園地を訪ねてみることに…。
防風垣等への影響は少なかったものの、海抜の高い位置にある不知火園に来てみると、園地のど真ん中にある木の枝が折れていました。
通常、影響を受けそうな場所ではないのですが…。
多分、山に当たった風が吹き降ろしたものと思われます。

これから数日間の間、塩害による被害や、風によって擦れた果実の傷に注意したいところです!

続きを読む

植え付けて2年半経過したライムの現状確認。

ライムの木

苗木を植え付けてから約2年半が経過したライム。
台風の接近もあって様子をみてきました。

夏場にアゲハチョウの幼虫によって食害された葉もほとんど見られなくなり、ようやく木として見場も良くなって来ました。
しかし、夏秋梢の成長に伴いミカンハモグリガの食害が多くなって来ました。
このように食害にあった枝葉は柑橘カイヨウ病の発生を助長するので要注意です。
ライムは樹勢が強く夏秋梢の発生もあるのでミカンハモグリガの食害の影響を受けやすく、これの対策をする必要があります。

先ずは夏秋梢の発生がみられることから薬剤の散布による防除が効果的なんですが、このライム園は無農薬栽培を目標にしているので農薬の散布は実施しないつもりです。
そのため、病害虫の防除は基本的に今シーズンで終了予定です。
とりあえず、このあとは夏秋梢の除去を行なうようにしています!

続きを読む

スポンサーリンク