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植え付けて2年半経過したライムの現状確認。

ライムの木

苗木を植え付けてから約2年半が経過したライム。
台風の接近もあって様子をみてきました。

夏場にアゲハチョウの幼虫によって食害された葉もほとんど見られなくなり、ようやく木として見場も良くなって来ました。
しかし、夏秋梢の成長に伴いミカンハモグリガの食害が多くなって来ました。
このように食害にあった枝葉は柑橘カイヨウ病の発生を助長するので要注意です。
ライムは樹勢が強く夏秋梢の発生もあるのでミカンハモグリガの食害の影響を受けやすく、これの対策をする必要があります。

先ずは夏秋梢の発生がみられることから薬剤の散布による防除が効果的なんですが、このライム園は無農薬栽培を目標にしているので農薬の散布は実施しないつもりです。
そのため、病害虫の防除は基本的に今シーズンで終了予定です。
とりあえず、このあとは夏秋梢の除去を行なうようにしています!

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ようやく樹勢回復の兆しをみせ始めたポンカン!

ポンカンの木

昨年の今頃、台風による防風の影響を受け、ダーメージを受けたポンカンの木。
その後、年明けからの寒波でさらに樹勢が低下し、瀕死の状況に…。
しかし、なんとか今日まで持ちこたえて、ようやく回復の兆しが見え始めました。

冬場に大半の葉が落ちてしまい、春には新芽もほとんど出なかったのですが、残った葉には蕾が付きました。
その後、花が咲き着果したんですが、葉があまりにも少なかったので数個の実を残し大半を落としました。
そうすることで、木そのものに栄養をいきわたるようにして夏芽を出させました。
その後、枯れた枝の除去をこまめにして秋芽を出させることが出来ました。
そして今、新しく芽が出てきました!

この今芽吹いてきている芽は大きく育ってくれる枝葉になってくれると思います。
このまま順調に樹勢が回復してくれば来春には完全復活してくれると確信しています!

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レモンのカイヨウ病はミカンハモグリガの食害防止と風対策!

レモン

柑橘栽培において最も注意しておきたい病害のひとつに柑橘カイヨウ病があります。
今シーズンは全体的に黒点病やこのカイヨウ病が多く発生しているようです。
おそらく5月頃の高温と雨が多かったことが要因かもしれません。

柑橘の中でも特にこのカイヨウ病に弱いといわれているのがレモンです。
このレモン、当園での栽培は1本だけで、しかも本格的に栽培する目的ではなく自家消費のため…。
しかも清見園の端っこの方にあります。

このレモン、今シーズンはカイヨウ病の発生が見られます。
それほどひどい状況ではないのですが、部分的に集中して発生しています。
将来的には本格的な栽培も視野に入れているので、なんだか気になるんですよね!

先ずは栽培適地の確保が必須です。
ここ佐田岬半島は風が強いところなので、先ずは風の被害の少ない園地で、防風垣の設置していることが大切です。
そして、温暖であること…。
温暖だということは日当たりが良いといことなので、必然的に風当たりも強くなることが予想されるので、防風垣が必要になるというわけです!

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当園の柑橘達は5通りの販売方法を考えています!

店頭販売

今回は当園の柑橘達の生果の販売方法について!
やはり柑橘農家として、加工品の販売よりも生の果実の販売をメインにしたいと考えています。
その為、色々と販売ルートを作って来ました。

それは、自店舗での店頭販売や道の駅等の出品、そして、イベントへの参加による販売、さらに販売業者さんへの卸売にネット通販など…。
しかし、柑橘の生産や園地の管理をしながらこれらの販売方法を実施するには人手が足りません。
かといって、人を雇うほどの利益を確保出来る保証もないのが現実です!

そこで、個人販売を開始した頃から取り組んできたのが、「いかにして人件費をかけずに販売するか!」ってことなんです。
先ず最初は自店舗での店頭販売です。
幸いにも、自営で自転車の販売修理の店舗を経営していたので、その店頭に柑橘を並べて販売していました。
そして、ネット通販では当園の販売サイトを作成しSNSを利用して宣伝するという方法をとっています。
この他にも、移動販売車を手がけている業者さんへの卸売、そして、道の駅に出品したり…。
以上のことは自分が自ら販売に携わることがなくても大丈夫な仕組みになっています。
また、イベント等への出店も今後の顧客獲得の手段として有効であることは間違いなく、大切に取り組んでいく必要があります!

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スプリンクラー設置園によくある「あるある」。

配管修理前

今日、柑橘園に設置している配管の修理に行って来ました。
実は先月下旬、天草園でアカダニの異常発生を確認したので応急防除をして来ました。
その時に、配管の破損を発見!
仕方がなく応急処置でホースを継なぎ散布を無事に終わらせることが出来ました。

この園はエリア単位のスプリンクラー設置園で、通常の定期防除は自分ですることはないんです。
しかし、今回のようにある特定の園地で単独で行う際は各農家さんで行うことになっています。
で、準備を済ませ開始したんですが出てきません!
中断して調べてみると以前修理した配管の継手から噴水のように舞い上がってました。
普段は使うことがないので、配管の破損に気づくのは実際に散布を始めてからなんです。
このようなことはよくあるんですよね!
事前にテストしておけばいいのかもしれませんが、定期防除以外は急を要することが多いので事前の準備なんて出来ません。

このようなことはよくあることで、スプリンクラー設置園ならではのアクシデントなんです。
設置していない園地では定期防除をしているので事前に以上を発見することも多いのですが…。
普段、定期防除の時に楽してるんで、このようなトラブルの際は本当に大変です(笑)

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